今週初めにパリで始まった2025春夏オートクチュール・ファッションウィーク。連日、世界中のセレブたちが会場に姿を見せている。豪華な顔ぶれの彼女たちを前に、ある2世セレブがランウェイデビューを果たした。
その2世セレブとはヘンリー・ギュンター・アデモラ・ダシュトゥ・サミュエル。モデルのハイディ・クルムとシンガーのシールの長男である。現地時間1月28日(火)にオテル・ル・マロワで行われた「レナ・エルジアック」のショーに出演、オープニングを飾った。
母ハイディは息子の大舞台に大喜び。動画をインスタグラムに投稿し「とても誇りに思う」と称賛した。報道によると彼はセカンドルックも披露、黒いスーツにオーバーサイズのスカーフをつけてランウェイを歩いた。
ハイディの長女で、ヘンリーの異父姉に当たるレニもすでにモデルとしてデビューし活躍している。ヘンリーは過去のインタビューで、ランウェイを歩くときの心構えをレニとハイディがアドバイスしてくれたことを明かしている。「レニからはまっすぐ前を見て、頭の上に本を載せて落とさないように歩くことと言われた」とヘンリー。さらにハイディからは姿勢に気をつけるように言われたのと同時に「ベストを尽くして、あとは楽しむことを忘れないようにと助言された」とも。
ハリウッドでは2世セレブたちが活躍しているけれど、ファッション界も同様。昨年だけでもニコール・キッドマンの娘サンデー・ローズやマドンナの息子デヴィッド・バンダらがランウェイデビューを果たしている。ヘンリーがこれからどんなキャリアを築いていくのか楽しみにしたい。