ジャスティン・ビーバーと元マネージャーのスクーター・ブラウンとの間の金銭トラブルを巡り、ついに和解が成立したという。7月10日、ジャスティンとスクーターとの間についに和解が成立し、ジャスティンの支払額が3000万ドルを超えると米メディアTMZが報道している。
ジャスティンと元マネージャーであるスクーターとの間には金銭トラブルがあった。
2022年の『Justice』ツアーに際し、ツアー支援会社AEGから4000万ドルの前払いを受け取っていたジャスティンだったが、直前でジャスティンがツアーをキャンセル。そのためAEGがジャスティンに前払い分の金銭の返済を求めたのだが、その際にスクーターが自身の会社Hybeを通じて前払金4000万ドルのうち2600万ドルの返済を肩代わりしたのがトラブルの発端。ジャスティンは10年をかけてスクーターに肩代わりしてもらった分を返済するとしていたが、ピープルによると、これまで一度しか返済しておらず、依然として2600万ドルの負債を抱えていたという。しかも、この2600万ドルの負債に加え、ジャスティンはスクーターとの仕事で550万ドルもの未払い金があったのだという。
ジャスティンとスクーターが和解交渉を進めており、早ければ来週にも合意に至る可能性があるとTMZが報道したのが6月中旬。和解に向けて動き出してから、約1か月で和解の成立に至ったようだ。
そんな中スクーターは7月12日、ジャスティンが11日にリリースした新アルバム『Swag』についてのコメントをインスタグラムのストーリーにアップ。「これまでで最も本物のジャスティン・ビーバーのアルバム」だとし、「美しく、生々しく、そしてまさに彼らしい。それが重要だ」などと、大絶賛した。
なお、スクーターはマネージャー業を2024年6月に引退すると発表したものの、2023年の時点でジャスティン・ビーバーとの関係は絶っていた。