
東京・天王洲のMAKI Galleryでは、アーティスト清川あさみによる個展「神話の糸」を2025 年2月1日(土)~3月29日(土)まで開催している。
アーティスト、アートディレクター、役者など多岐に渡る活躍をしている清川あさみ。今回の個展タイトルとなっている「神話」は日本や世界各地において、長い年月の間文化の礎となってきたもの。それを、清川は「未来へのメッセージ」として捉え、現代における人間の根源的な価値を問い直す重要なヒントになるのではないか、と提起する。
今回の個展を象徴する作品「Serendipity(Phantasm)」は、「未来の神話」をテーマに絵画に刺繍を施し、自然と都市、希望と不安が交錯する空間を描いた新作。自然の光の揺らぎをデジタルで再現し、その背景に不穏な都市のシルエットを浮かび上がらせたという。独自の刺繍技法を用いた表現はぜひ実物を鑑賞して味わいたい。
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