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コーチェラ2025、2週目のハイライトをお届け! 宇多田ヒカルもサプライズ登場

サプライズゲストや機材トラブルなど、二週目の注目トピックをチェック!

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Getty Imeges, Courtesy of Instagram @bensonboone

現地時間4月19日(土)から21日(月)にかけて開催されたコーチェラ・フェスティバルの第2週目。レディー・ガガのマイクトラブルや宇多田ヒカルのサプライズ出演、遊び心のある演出を行なったベンソン・ブーンまで、ハイライトをお届け!

▼1週目のハイライトもcheck!

コーチェラ・フェスティバル2025の必見シーンを速報レポート! ガガ、LISAなど注目アクトが集結

ガガ、マイクトラブルも余裕の神対応

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Courtesy of Instagram @coachella

一週目と同様の5幕構成で展開されたステージは、予想外のアクシデントでスタート。オープニング「Bloody Mary」から「Abracadabra」にかけて、ヘッドセットマイクが断続的に不調に。しかも彼女はスカートと一体化したケージ状のステージ上におり、すぐには移動もできない状況。ヘッドセットが反応しなくなり、声が途切れ途切れになるなか、表情も崩さず手持ちマイクのまま踊りながらパフォーマンスを続行。

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Courtesy of Instagram @coachella

途中のMCでは「最初マイク壊れてたけど、生歌だってちゃんと伝わったでしょ?」とユーモアを交えて語り、笑いと拍手に包まれた。初回の衝撃を超える難しさのあるなかで、それを上回る印象を残した二週目のパフォーマンス。マイクトラブルすら味方に変えたその姿は、まさにプロの証だった。

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ベンソン・ブーン、今週のゲストは“紙のブライアン・メイ”

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Courtesy of Instagram @bensonboone

再びメインステージに登場したベンソン・ブーンのパフォーマンスで注目を集めたのは、「Bohemian Rhapsody」の演出。前週にはクイーンの伝説的ギタリスト、ブライアン・メイ本人が登場したけれど、今回はなんと“段ボール製のブライアン・メイ”が登場! タキシード姿にファーケープを羽織ったベンソンがピアノからフリップで飛び降りると、ステージ中央にブライアンのボードがゆっくりと上昇。

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Courtesy of Instagram @bensonboone

ギターソロは実際のバンドメンバーが演奏しつつ、ベンソンはそのボードを持ち歩いて観客を笑わせた。今回のコーチェラは全体的に観客が静かでノリが悪いという声も多く、SNS上では「観客は本物のブライアン・メイを見るに値しないから、ボードを代わりに持ってきたんだ」という皮肉混じりのコメントも話題に。そんな状況を逆手に取ったベンソンのユーモアと演出力に会場は大盛り上がり。

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彼氏もサポートに! LISAの生歌がクリアに響いた二週目

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 1
Scott Dudelson//Getty Images

再びサハラステージに登場したLISAは、一週目よりも明らかに歌に重きを置いたパフォーマンスを披露。前週は「声が小さい」「全然歌っていない」といった声もあったためか、今回はバックトラックの音量も調整され、LISAの生歌がよりクリアに響く内容に。イヤモニが外れるアクシデントにも冷静に対応し、プロフェッショナルな姿勢を見せた。



2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 1
Scott Dudelson//Getty Images

また、この日は彼氏である実業家、フレデリック・アーノルドの姿も観客席に。LISAのステージを終始笑顔で見守る様子がファンの間でも話題となり、Xでは「フレデリックの表情がすべてを物語ってる」「あの誇らしげな顔が最高」など、パフォーマンスだけでなく2人の関係性にも注目が集まった。






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急遽追加とは思えない熱狂ぶり! エド・シーランがコーチェラ初出演

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 2
Kevin Mazur//Getty Images

FKAツイッグスらの出演キャンセルを受けてわずか2週間前に急遽ラインナップに追加されたエド・シーラン。開始30分前にはテントが満員になり、ステージの外まで人があふれるほどの人気ぶり。観客が暑さに耐えながら待つ中、「Castle on the Hill」でライブがスタート。バンドもダンサーもいない中、彼が使うのはギターとルーパーのみ。「Thinking Out Loud」や「Perfect」などのおなじみのバラードから、新曲「Azizam」、そして「Don't」と「No Diggity」のマッシュアップまで幅広く披露し、会場をしっかり盛り上げた。

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 2
Timothy Norris//Getty Images

MCでは「The A Team」を18歳の頃にロンドンのパブで歌っていた話や、音楽活動15周年を迎えたことへの感謝を語る場面も。SNSでは「もっと大きなステージで観たかった」との声もあったけれど本人は終始自然体で、まさに等身大のエドらしいステージだった。

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チャーリーXCX、アディソン・レイと「Von Dutch」を披露

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Courtesy of Instagram @charliexcx

初週はロード、トロイ・シヴァン、ビリー・アイリッシュという超豪華ゲストを迎えて会場を沸かせたチャーリー・XCX。二週目のサプライズは昨年「Von Dutch」のリミックスで話題を呼んだインフルエンサー出身のシンガー、アディソン・レイの登場。アイコニックな“Addison scream”を交えながら、観客を再び熱狂の渦へと引き込んだ。


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Courtesy of Instagram @charliexcx

ラストの「I Love It」では、観客の大合唱が起き、会場全体がチャーリー・XCXのキャリアの歩みと“BRATサマー”の熱狂を噛みしめるような時間に。楽曲が終わったあと、スクリーンには、「“BRATサマー”はついに終わったのかも?」「そろそろ次の夏を迎える時かもしれない」「手放す時なのかもしれない」といったチャーリーの心の声のようなメッセージが綴られ、最後には “〜summer” という形で、ロードやロザリア、カリ・ウチス、ハイムなど次世代アーティストたちの名前が次々と映し出された。まるで、“BRATサマー”の幕引きを宣言しつつ、そのスピリットを仲間たちへ引き継ぐかのような演出だった。

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LAフィル、デイヴ・グロールやシンシア・エリヴォと夢の共演

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 2
Kevin Mazur//Getty Images

初週はベッキー・Gやマレン・モリス、LL・クール・Jらを迎えて話題を呼んだロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)。二週目もそれに負けない豪華なゲスト陣が集結! この日はなんと、フー・ファイターズのデイヴ・グロールが登場。「The Sky Is a Neighborhood」「Everlong」の2曲をオーケストラと共に熱唱し、クラシックとロックが溶け合う圧巻のパフォーマンスに観客は大熱狂。また、アカデミー賞ノミネート経験もあるシンシア・エリヴォがプリンスの「Purple Rain」をカバー。

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 2
Kevin Mazur//Getty Images

さらに、ナターシャ・ベディングフィールドが「Unwritten」を披露すると、会場中から自然と歌声が湧き上がり、あちこちで口ずさむ姿が。終始多幸感たっぷりのムードで、指揮者グスターボ・ドゥダメルの「すべての音楽はつながっている」という言葉をそのまま体現するようなステージだった。






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ENHYPEN、二週目も堂々のステージ

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 2
Frazer Harrison//Getty Images

一週目と同様に「Drunk-Dazed」などの人気曲で構成されたパワフルなセットリストを披露したENHYPEN。なかでも、NI-KIによるソロダンスを盛り込んだ「ParadoXXX Invasion」、バンドバージョンとして生まれ変わった「Sweet Venom(English Ver.)」、EDMリミックスの「Drunk-Dazed」など、アレンジが光る演出でフェスならではの高揚感を演出した。

また、​メンバーのJAKEが「Moonstruck」で注目を集め、SNS上で「JAKEの曲」として称賛の声が多く上がっていた。また、一週目に一部で「客入りが少ない」といった噂が流れたことを受け、2週目では満員の観客を広角ショットで映し出す演出も加えられ、彼らの人気を改めて証明する形に。

a group performing on stage with a vibrant background
(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

さらに、公演の最後にはサプライズ演出として、6月5日にリリース予定の6枚目のミニアルバム『DESIRE : UNLEASH』のタイトルがステージ後方のビジョンに投影され、歓喜の声が沸き起こった。“CAN’T TOUCH YOU, BUT I’M GONNA MAKE YOU MINE”という謎めいたコピーも併せて発表され、次なる物語への期待が高まっている。





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グリーン・デイ、チャーリー・XCXとの不仲の噂に終止符

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Courtesy of Instagram @greenday

グリーン・デイのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングがパフォーマンス中に観客のひとりがかぶっていた「brat」と書かれたハットを手に取り、自らかぶる一幕が話題に。この“brat”とはもちろん、チャーリー・XCXのアルバム『BRAT』にちなんだもので、実はその前にチャーリーが「miss should’ve been headliner(“本来ならヘッドライナーだったはずの女”)」と書かれたサッシュを身につけた写真をアップしていたことから、一部では「グリーン・デイに対する挑発では?」と憶測が飛び交っていた。

greenday
Courtesy of Instagram @greenday

そのため、ファンの間では「グリーン・デイとチャーリーは不仲」という噂も浮上。しかし、ビリー・ジョーがあえて“bratハット”をかぶったことで、不仲を否定する意思表示ではないかと受け取られ、ネット上では「大人の対応すぎる!」と称賛の声もあがっている。音楽フェスらしい、ユーモアとリスペクトが交差するワンシーンとなった。





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アルカのステージに宇多田ヒカルが降臨

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 3
Scott Dudelson//Getty Images

前衛的な音楽とビジュアルで知られるベネズエラ出身アーティスト、アルカ。彼女のパフォーマンス中、ステージに現れたのは宇多田ヒカル! 実は直前に本人がSNSで出演することをさらっと発表していたため、ファンの間でざわついていた。共に披露したのは、「Electricity」のアルカによるリミックスバージョン。幻想的なトラックと、宇多田さんの凛とした歌声が重なって、この日限りの美しくも不思議な空間が広がった。宇多田さんがコーチェラに登場するのは、2022年の88risingステージ以来。アルカのアブストラクトな演出と、宇多田の透明感ある存在感がまさかの化学反応を起こした夜だった。

ジェニー、「SOLO」をサプライズ披露

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 3
Frazer Harrison//Getty Images

BLACKPINKのジェニーが再びステージに登場。前週に比べて歌唱パートや演出が強化され、ファンからは「一週目よりも断然良かった」と称賛の声が相次いだ。中でも観客の心を打ったのは、「Starlight」のパフォーマンス中の一幕。「I just wanna make my mama prouder(お母さんにもっと誇りに思ってほしい)」という歌詞に続き、韓国語で「お母さん、愛してるよ」と語りかけた瞬間。会場にはジェニーの母親の姿もあったとされ、まさに本人の想いが伝わるエモーショナルなシーンとなった。

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2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 3
Gilbert Flores//Getty Images

さらに一週目では披露されなかったソロデビュー曲「SOLO」をサプライズでパフォーマンス。イントロが流れた瞬間、会場からは歓声が沸き起こり、ファンにとっては待望の瞬間に。








XG、口パク疑惑を実力で一蹴!

2025 coachella valley music and arts festival weekend 2 day 3
Frazer Harrison//Getty Images

一週目の出演で圧倒的な歌唱力を披露したものの、その完成度の高さから「口パクでは?」という声も一部で上がっていたXG。けれど二週目のステージではそんな疑惑すら逆手に取った堂々のパフォーマンスを見せた。







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