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瀬戸内国際芸術祭
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2泊3日で巡る「瀬戸内国際芸術祭2025」作品リスト22

3年ごとに開催される現代アートの祭典が開幕。 春会期で公開された中から、見逃せない作品をピックアップ!

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2010年の初回から6回目を迎えた「瀬戸内国際芸術祭」が幕を開けた。今年は、これまでで最大となる37の国と地域から、218組の作家が参加。256作品が展示されている。約100日にわたる会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、一部の作品や会場が入れ替わる。季節ごとに異なるアートと出合うと共に、刻々と変化を遂げる瀬戸内の自然を堪能することができるのも「瀬戸芸」ならではの楽しみだ。

本記事では、2泊3日で巡る芸術祭の旅をご提案。香川・高松に到着した日には、瀬戸大橋エリアを探索して旧小・中学校を会場とした展示などを楽しみつつ、高松港に繰り出し、芸術祭で高揚した港の雰囲気を感じよう。2日目は高松港を出発したら直島でフェリーを乗り継ぎ、妹島和世が手掛けた建築とアーティストの作品によるコラボレーションが点在する犬島へ。その後、豊島で塩田千春の新作などを鑑賞したら、再び直島に移動。ヤン・ヘギュとアピチャッポン・ウィーラセタクンによるインスタレーションなど日没と共に装いを変える作品たちをじっくり堪能したい。最終日には女木島と男木島で、島の風景との共生を試みた作家たちの思いを感じながら、街歩きを楽しむ。

それでは、「瀬戸内国際芸術祭」へ出発! フェリーに揺られ、それぞれに特有の歴史をもつ島々とアートの魅力を味わい尽くそう。

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1

《自然の/と陳列》小瀬村真美

≪瀬居島プロジェクト「say yes」≫自然の/と陳列
≪瀬居島プロジェクト 「SAY YES」≫ 小瀬村真美「自然の/と陳列」 Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

瀬戸内エリアでは、旧瀬居幼稚園、旧瀬居小学校、旧瀬居中学校を舞台に、アーティストの中﨑透ディレクションによる≪瀬居島プロジェクト「SAY YES」≫が展開されていて、16名の作家による作品を鑑賞することができる。

小瀬村真美は、2021年に廃校となった旧瀬居小学校の理科室と資料室に写真や映像、インスタレーションを展示。残された資料や実験器具などを並べ替え、撮影した新作の写真シリーズ《静物畫—旧瀬居小学校》では、同じ空間に「撮影セット」も残されていて、「どの作品が、どの場所を撮影したものなのか」探す楽しみもある。

小瀬村は、初めてここを訪れた時のことについて、「学校が創立した大正時代から残っていた、鉱物や貝類などをはじめとする資料の完成度が、とても高いと感じた」とコメント。また、作品のコンセプトが生まれた経緯を聞かれると「残されたものを生かし、作品にすべきだと考えました」と答えた。

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2

《海を見る 山を見る》山本晶

瀬戸内国際芸術祭
≪瀬居島プロジェクト 「SAY YES」≫山本晶「海を見る 山を見る」Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

多種多様な素材を使い、流域や地形が形成する境界を色と形で表現した作品で知られる山本は、「平野の、例えば水田地帯や住宅街のような場所で、ふと視界に入る山が、水面に浮かぶ島々とリンクした」ことが、本作が生まれるきっかけとなったと語る。このコンセプトを作品として表現すべく、会場となった旧瀬居中学校(2023年廃校)の一室に、パネルに飾られた絵画や島を思わせる立体からなるインスタレーションをつくり上げた。

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3

《永遠の庭》福田惠

瀬戸内国際芸術祭
≪瀬居島プロジェクト 「SAY YES」≫福田惠「永遠の庭」Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

同じく旧瀬居中学校を舞台に展示を行った福田惠は、広島やドイツ・ベルリンを拠点に制作してきた作品の中から主要な3点を選んで展示。被爆者であり広島で植物技師として活動した亡き祖父の庭に植えた造花を撮影した《永遠の庭》や、自身の妊娠・出産・育児体験を音と写真で表現した《産前・産後記録》、太陽で稼働するインスタレーション《一日は、朝陽と共に始まり、夕陽と共に終わる》を披露する。

4

《空気穴》伊藤誠

瀬戸内国際芸術祭
≪瀬居島プロジェクト 「SAY YES」≫伊藤誠「空気穴」Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

アーティストの伊藤誠が「外側から見たかたちとはまったく無関係に、内側に別の空間が広がる『壺中天』」と語る作品群が、旧瀬居中学校の4教室に、「この場所とは無関係の形体」として出現。写真の作品のタイトルは《手品II》。「手品師のテントは外から見たら狭いのに、中は途方もなく広いのではないか」という考えが、発想の起点となった。作品の内側は、廊下とつながっている。

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5

《見えるものと見えているもの》上村卓大

瀬戸内国際芸術祭
≪瀬居島プロジェクト 「SAY YES」≫上村卓大「見えるものと見えているもの」Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

福岡県を拠点とする彫刻家の上村卓大は、自身が「名前のあるかたち、名前のないかたち、名前はあってもそこにはないかたち、名前はなくてもそこにはあるかたち、名前もかたちもありながらそこにはないもの、名前もかたちもありながらさらにあるもの」という思いで眺める、過去の作品を展示。旧瀬居中学校の教室内に並べられているのは、作家の背の形にぴったり合うよう成形したため、まったく「ユニバーサル」ではないベンチや、十分な機能を備えていながら活躍する場面のないショッピングカート、拡大された「ボール」。現実と空想の世界を軽く乗り越えるように、日常的な風景の“向こう側”をユーモラスに提示する。

6

《Next》保井智貴

≪瀬居島プロジェクト「say yes」≫ next
≪瀬居島プロジェクト「SAY YES」≫保井智貴「Next」Photo : Shintaro Miyawaki

1日目PM:瀬戸大橋エリア

瀬居島の北浦防波堤近くで瀬戸大橋を望み、佇む彫刻作品。アーティストの保井智貴は、コロナ禍において外部との接触が絶たれてしまった女子高校生を見て、作品の着想を得た。「ある人がある場所に佇む。そのとき、空間そのものがある人の姿を媒介し、私たちの感覚に働きかけてくる」という言葉の通り、この真っ白な彫刻の近くに立つと、本来の自分とは別の視点から瀬戸内の海を見つめることができる。

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7

《UNHCR × 瀬戸内国際芸術祭 「SONGSーものが語る難民の声」》ホンマタカシ

unhcr × 瀬戸内国際芸術祭 ホンマタカシ「songsーものが語る難民の声」 photo:shintaro miyawaki
UNHCR × 瀬戸内国際芸術祭 ホンマタカシ「SONGSーものが語る難民の声」 Photo:Shintaro Miyawaki

1日目PM:高松港エリア

国連の難民支援機関であるUNHCRとの共催による展覧会。難民ひとりひとりの物語や力に光を当て、日本における難民問題への関心や理解を深めるため、ホンマタカシによる写真作品を展示している。

ホンマは、2024年から2025年にかけてバングラデシュを訪れ、コロンビアで難民に取材。難民の人々が祖国から追われる際に持ってきた、「大切なもの」を撮影し、それにまつわる物語についてインタビューを行った。ホンマは来場者に、「難民問題について少しでも意識してもらえたら」と呼びかける。

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8

犬島「家プロジェクト」F邸《Biota (Fauna/Flora)》名和晃平

犬島「家プロジェクト」f邸 名和晃平「biota (fauna/flora)」2013

2日目AM:犬島

犬島に点在する5軒の犬島「家プロジェクト」のうちのひとつで、最初に完成した作品。神社に隣接する民家を妹島和世がリノベーションし、名和晃平が「生物相(Biota)」をテーマに立体作品を制作。これは、特定の地域に生息する生物すべてをまとめた概念で、その中に「Fauna(動物相)」と「Flora(植物相)」が含まれる。名和は、坪庭を含む建物全体に動物や植物を想い起こさせるオブジェや、多様な物質の表面からなる彫刻などをダイナミックに展示した。

<写真>犬島「家プロジェクト」F邸 名和晃平「Biota (Fauna/Flora)」2013 写真:Takashi Homma

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9

《犬島 くらしの植物園》妹島和世+明るい部屋

犬島 くらしの植物園

2日目AM:犬島

島民や来訪者が植物に触れながら新しい暮らしについて、思いを巡らせるための植物園。長く使われていなかった土地を、犬島の風土や文化に根ざした植物園として再生した。

2025年は、アーティストの小牟田悠介、明るい部屋、妹島和世建築設計事務所が協働して、春・夏・秋の会期中各1回ずつ「手入れのリレー/Reflect」をテーマにした参加型ワークショップを実施。参加者は「犬島石」として知られる花崗岩の中からお気に入りの1つを見つけ、行動を共にする。その後、アルミ箔を貼った石を《犬島 くらしの植物園》内の好きな場所に置き、その「石」の周囲で植物の手入れをし、島を後にする。「島を離れて、日常生活に戻った後も『石』を通じて島とのつながりを感じてほしい」と小牟田は言う。

<写真>犬島 くらしの植物園 写真:井上嘉和

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10

INUJIMAアートランデブー《フラワーフェアリーダンサーズ》大宮エリー

inujimaアートランデブー 大宮エリー 「フラワーフェアリーダンサーズ」
INUJIMAアートランデブー 大宮エリー 「フラワーフェアリーダンサーズ」

2日目AM:犬島

犬島チケットセンターの近くで楽しげに来島者を迎えるのは、大宮エリーによる立体作品。この島で実際に見ることができる草花をモチーフにしたINUJIMAアートランデブー《フラワーフェアリーダンサーズ》は、夏に島の盆踊りが行われる「ちびっこ広場」に2022年、誕生。

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11

《線の記憶》塩田千春

塩田千春「線の記憶」
塩田千春「線の記憶」 Photo:Shintaro Miyawaki

2日目PM:豊島

生と死という人間の根源的な問題に向き合い、その場所やものに宿る記憶など「不在の中の存在」を糸で紡ぐインスタレーションで知られる塩田千春の新作に注目したい。設置されているのは、豊島で使用され、現地の人々が「もういらないけれど捨てられない大切なもの」として提供された素麺の製造機3台。塩田は、これらを赤い糸で空間とともに編み込んだ。豊島に受け継がれる様々な生活や土地の記憶を、人々の声や残されたものを通して、糸で紡ぐことにより、未来へと残す。

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12

《心臓音のアーカイブ》クリスチャン・ボルタンスキー

クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」

2日目PM:豊島

クリスチャン・ボルタンスキーが、人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを始めたのは2008年。《心臓音のアーカイブ》は、ボルタンスキーが集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存する小さな美術館。館内には、インスタレーションを展示する「ハートルーム」、希望者の心臓音を採録する「レコーディングルーム」、心臓音をPCで検索して聴くことができる「リスニングルーム」の3つの部屋が入る。採録された心臓音は自身のメッセージとともにアーカイブ化され、作品の一部となる。

<写真>クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」 写真:久家靖秀

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13

《Ring of Fire -ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 Solar(昼)》ヤン・ヘギュ

ring of fire ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 solar(昼)

2日目PM:直島

韓国人アーティストのヤン・ヘギュと映画監督およびアーティストとして世界的に知られるタイ出身のアピチャッポン・ウィーラセタクンが初めて協働した、「昼」と「夜」で異なる表情を見せるインスタレーション。太平洋を囲む火山帯(リング・オブ・ファイヤー)に自然の営みとの連続性を見出した2人は、光、影、運き、振動に焦点を当てた展示を試みる。

日中の主役となるのは、さぬき盆灯籠などをモチーフにした彫刻。これが地殻変動を表すリアルタイムのデータと連動することで振動を察知し、鈴の音を鳴らす。

<写真>Ring of Fire - ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 Solar(昼) 写真:近藤拓海

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《Ring of Fire -ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 Lunar(夜)》ヤン・ヘギュ、アピチャッポン・ウィーラセタクン

ring of fire ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 lunar(夜)

Lunar(夜)では、ヤン・ヘギュによるインスタレーションに、ウィーラセタクンの映像と照明、音が加わる。過去124年間のリング・オブ・ファイヤーの地殻変動データと作家が体験してきた旅の記憶がコラージュされ、家全体がテクトニックプレート、あるいは子宮のごとく波打つ光景は圧巻だ。

<写真>Ring of Fire - ヤンの太陽 & ウィーラセタクンの月 Lunar(夜) 写真:表 恒匡

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※夜の部は瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞パスポートの対象外

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14

《護王神社 「Appropriate Proportion」》杉本博司

家プロジェクト「護王神社」杉本博司

焼杉を外壁に使った、直島特有の家々が立ち並ぶ街並みを抜け、坂道を登ると行き当たるのが、護王神社だ。直島・本村地区の氏神が祀られている同神社の改築にあわせて、本殿と拝殿、さらに拝殿の地下に位置する石室を、杉本博司が設計。これは、島内で現在も生活が営まれる地域にて、家屋や寺社などを改修し、空間そのものを作品化する《家プロジェクト》(現在は7軒が公開中)のひとつ。石室と本殿がガラスの階段で結ばれ、ひとつの世界がつくられている。

※「護王神社」の本殿と拝殿は、開館時間に関わらず、いつでも自由に見学・参拝可能。

<写真>家プロジェクト「護王神社」 杉本博司"Appropriate Proportion" 写真:杉本博司

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15

《直島港ターミナル》SANAA

瀬戸内国際芸術祭 2025 直島港ターミナル 妹島和世 西沢立衛 / sanaa

妹島和世と西沢立衛によるSANAAが設計を手掛け、本村港のシンボルとなった旅客船の待合室。屋内に船の待合所とトイレ、屋外に駐輪所を備えたシンプルな木造建築の上に、直径4mのFRP製の球13個を積み上げた。半透明の建物は、昼は外からの光を透過し、日が暮れると照明によって幻想的な雰囲気を放つ。

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16

《いのちの詩・あまのおと》柴田あゆみ

柴田あゆみ「≪小さなお店プロジェクト≫いのちの詩・あまのおと」
≪小さなお店プロジェクト≫ 柴田あゆみ「いのちの詩・あまのおと」

3日目AM:女木島

2019年の「島の中の小さなお店」プロジェクトを発端に、作品鑑賞とショッピングを楽しむことができる島の新しい風景をつくってきた女木島。今年は「小さな店プロジェクト」として、9軒の「お店が」かつての民宿、寿荘に開店する。

柴田あゆみは、切り絵を通して光の陰影を表現することで、自然と共存する世界をつくり出してきた。会場2階の小さな部屋に入ると目に入るのは、切り絵と光がつくる、繊細で壮大なインスタレーション。「海にたたずむお社」と「あまの光」を表現した空間には、神秘的な空気が漂う。

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17

《 SUNSET TAILOR 思い出オーダーメイド》原游

原游「≪小さなお店プロジェクト≫ sunset tailor 思い出オーダーメイド」
≪小さなお店プロジェクト≫ 原游「SUNSET TAILOR 思い出オーダーメイド」

3日目AM:女木島

原倫太郎と共に「小さなお店プロジェクト」のディレクションを担当した原游は、「参加型洋服絵画店」をオープン。来場者は、自分の思い出に残る洋服の絵や写真、それにまつわるエピソードなどをオーダーシートに記入。それをもとに、原が「思い出の洋服」を、四角い木枠から解き放たれたキャンバスに描き出す。カラフルな内装を背景に、原が制作した「洋服」が並ぶ店内自体が、来場者を思い出の中へと連れて行ってくれる装置のようだ。

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18

《休校書店 メコチャン》ザ・キャビンカンパニー

≪小さなお店プロジェクト≫ ザ・キャビンカンパニー「休校書店 メコチャン」
≪小さなお店プロジェクト≫ ザ・キャビンカンパニー「休校書店 メコチャン」

3日目AM:女木島中心部

1階のショーウィンドウから内部をのぞくと、大きな女の子の姿が。彼女の名前は「メコチャン」。阿部健太朗と吉岡紗希によるザ・キャビンカンパニーが、女木島で暮らすたった1人の小学生をモデルにつくり出したキャラクターだ。メコチャンの背後には、休校になった小学校の図書館に所蔵されていた本たちが並ぶ。ザ・キャビンカンパニーはさらに、各地に残る休校・閉校の図書館本を分解し、融合させた新たなオブジェを制作。瀬戸内国際芸術祭を通じて陽光・水・土のような養分となり、人々の心の種に染み渡ることを願い、「肥やしの本」として展示・販売する予定だ。

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19

《石は憶えている、そして私は耳を傾ける》サラ・ハドソン

 

3日目AM:女木島

ニュージーランド出身で、先住民族にルーツを持つサラ・ハドソンは、彼女の祖先が住んでいたモウトホラ島と女木島に共通する「石垣」というテーマに着想を得て、作品を制作。インスタレーションを構成する石は女木島で集めたもの、水彩画にはモウトホラ島の土からつくった顔料や藍染の粉を使った水彩絵の具を使用した。「作品にはたくさんの石が置かれているのですが、そこには私自身、そして女木島の方々の物語が詰まっています」とハドソンは言う。展示会場は、現在休校中の女木島小学校の保健室。

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