クラウドファンディングの受付もスタート。
東京で初めてとなる大規模な建築公開イベント『東京建築祭』が2024年5月25日(土)から開催される。会期中には、近代から現代にかけて建てられた東京の多様な建築約30件が参加する予定だ。
近年、世界各国で盛んに行われている建築ツアー。シカゴ建築センターが主催するリバークルーズや、ロンドンの『オープンハウス・ロンドン』は街の魅力発信に欠かせないイベントとして成長を遂げ、日本でも『イケフェス大阪(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪』や『京都モダン建築祭』『神戸モダン建築祭』が高い人気を誇る。
『東京建築祭』では、歴史的な近代の遺産、戦後に生まれたビル、先鋭的な現代建築など、多彩な建築の魅力に光を当て、普段は立ち入ることができない場所を一般に公開。さらに、使い手や専門家などによるガイドツアーや無料プログラムを行い、建築をより身近に考える機会を提供する。
今回は日本橋・京橋、丸の内・大手町・有楽町、銀座・築地のエリアにフォーカス。約30の建築物が対象となる予定だ。
<写真>築地本願寺
現在、実行委員会は『東京建築祭』の運営資金の一部に充てるため、5月8日(水)まで目標金額を400万円としたクラウドファンディングを実施中だ。"東京建築祭2024応援トートバッグ"の贈呈や「東京建築祭キックオフイベント三越劇場」「建設工事中のGinza Sony Park特別見学会」への招待等、建築ファンならずとも興味をひかれるリターンも要注目。
これまでにない試みとなる、東京を舞台にした建築フェスティバルの開催が、今から待ちきれない。興味がある人は、公式SNSと合わせて、クラウドファンディングのサイトもチェックしてみよう。
<写真>三井本館
公式SNS
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