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引っ越しストレスを軽減する、賢いパッキング術8

知って得する、時間と手間を節約できるその方法とは?

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a woman stands in a room filled with packing boxes checking her phone
Getty Images

引っ越しはみんなにとってかなり神経質な体験になりがち。箱を集めて、その箱にぎっしり詰め込み、そして何も壊したりなくしたりすることなく新しい場所に運ぶことは決して楽しい経験ではない。しかし引っ越しとは、その後のメリットがあるもの。荷造りが楽しいことではないことはわかっているけれど、正しい準備さえすれば、少しは楽になるはず。そこで、最も役立ったと感じたコツをまとめた。自分自身で荷物を運ぶ場合でも、引っ越し業者に依頼する場合でも、これらのコツは簡単に実践でき、時間やスペース、そしてイライラを最小限に抑えることができる。US版「グッドハウスキーピング」より。

1

捨てる箱と譲る箱を作る

two cardboard boxes labeled for disposal and donation
Laura Millar

まず最初に、不要なものは絶対に梱包しないこと。50年も前に受け継いだ古びたキッチンヘラは、寄付するか処分して。そして引っ越し後に自分へのご褒美として新しいものを買おう。

梱包を始める前に、捨てるものや譲るものを分別するための箱を用意すると、整理整頓がスムーズに進み、新しい家に引っ越した後に効果を発揮する。

また、これは新たなスタートを切るチャンスでもある。使い古してそろそろ買い替え時だったものを、思い切って新調してもいいだろう。特に、毎日使うものについては、例えば、壊れかけていたフライパンを新しいものに買い替えるなど、引っ越しの機会にぜひ実践してほしい。

2

ハンガーにかけたまま収納する

keep clothes on hangers
Laura Millar

これは最も簡単に実行できる方法。移動中も、衣服をハンガーにかけたままにしておくのだ。できるだけ多くのハンガーにゴミ袋をかぶせ、上部を縛り、フックの部分は出しておく。この方法により、衣服は移動中に保護され、清潔に保たれる。また、すべての衣類を再びハンガーにかけるというストレスからも解放される。新しい家に到着したら、ゴミ袋を破り捨てれば完了!

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3

写真を撮っておく

siblings at home with digital camera looking at camera monitor childrens photography hobby and passion at home
Natalia Lebedinskaia//Getty Images

荷造りの最中にカメラを取り出すのは面倒に感じるかもしれないけれど、やってみる価値は十分にある。テレビ台や棚、サイドテーブル上など、どこに置いても、私たちには心地よさを感じさせてくれるお気に入りの小物があるはず。

そのレイアウトが気に入っている場合は、配置を写真に撮っておこう。そうすれば、引っ越し後に写真を見ながら元の配置に戻すことができる。そして、小物はすべてを同じ箱にまとめて梱包しておけば、簡単に探すこともできる。

4

厚手の衣類で梱包する

modern woman in white sweater and skirt in the modern house in sunny winter day holding huge pile of sweaters
CentralITAlliance//Getty Images

冬の厚いコート、ふわふわのバスローブ、大きめのスウェットをスーツケースに無理やり詰め込もうとするのは時間の無駄。衣類を梱包するときに、これらのかさばるアイテムを分けておこう。次に、写真立て、アート作品、その他の壊れやすい装飾品を梱包する段階になったら、分けて置いた服の出番。

これらの衣類は、緩衝材として利用することができる。例えば、スウェットの袖やバスローブの帯を使って、大きなアート作品を固定することも。ただし、特に大きく繊細な装飾品については、丁寧な梱包や保護が必要な場合もあるので、注意して。

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5

配線や工具類にラベルを貼る

organized storage of assembly parts and instructions in labeled bags
Laura Millar

パソコン、テレビ、その他の電子機器を再び接続したり、分解したものを再組み立てたりするときに、きっとこの時の自分に感謝することだろう。配線や工具を梱包する準備ができたら、大きなジップロック袋と油性ペンを用意一つの機器や電子デバイスに接続されているすべての配線を抜き、袋に入れる。そして、その袋に接続されている機器の名前を書き込む。

移動中に分解する必要があった椅子やドレッサーについても同じ手順で作業するといいだろう。取扱説明書、ネジ、その他の工具をすべて一つの袋に入れ、その袋の外側に家具の名前を書き込む。これにより、再組み立てする際に簡単に取り出すことができる。その後、これらの“ツールキット”をまとめて一つの箱または袋に入れて、まとめて保管しておく。

6

バッグの中身を最大限に活用する

to you a mess, to me a blessing
Adene Sanchez//Getty Images

スーツケース、ダッフルバッグ、トートバッグ、バスケットなど、すべてのバッグの内側にも荷物を入れよう。衣服はきれいに折りたたんで、すべてのバッグに詰め込む。そうすれば、荷物を解くときに再び折りたたむ必要がなくなる。タオル、小さな装飾品など、安全に詰め込めるものは何でも詰め込んで。

これにより、他の場所にこれらのバッグを梱包する必要がなくなるため、スペースを節約でき、同時に、衣服やその他の荷物のためのスペースも増える。まさに一石二鳥!

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7

“必需品”箱を作る

toothbrushes, toothpaste and other bathroom accessories
Alexandr Vorontsov//Getty Images

移動中や移動直後に必要なものを、あらかじめ一つの箱や袋にまとめておこう。“必需品ボックス”を作っておけば、ラップトップ、充電器、お気に入りの服など、すぐに必要になるものを簡単に取り出すことができる。長時間の移動を終えた後に、たくさんの箱の中からAirPodsを探し出すのは避けたいはず。

同様に、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、トイレットペーパー、ペーパータオルなど、洗面用具も同じ場所にまとめておいて。

8

食料品を配達してもらう

two grocery bags filled with snacks and food items placed in a corner
Laura Millar

引っ越しの1~2日前に、必要な食料品のリストを作成しておいて。新居や新居となるアパートに食料品の配達を予約しておけば、引っ越し当日に買い物に行くストレスから解放され、空腹でイライラする必要もなくなる。


original text : Laura Millar

>>US版『Good Housekeeping』のオリジナル記事はこちら

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