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整理整頓のプロ直伝!家の片付けの「6つの失敗」を新生活前にチェック!

部屋が散らかるそもそもの原因は、考え方にあった……?

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boy preparing clothes and toys for charity donation. teenage boy sorting and kid toys, clothes into boxes at home. kid playing with old toys and packing them to cardboard box

素直に認めよう――片付けは、簡単ではない。最高の状態にしたいと悩んでいるのがキッチンでも寝室でも、あるいはリビングルームでも、まず必要なのは、明確なプランを立てること。できるだけストレスなく部屋の片付けを進めるためには、実行すべきことを書き記した「チェックリスト」を作成しておくことに加え、片付けを巡る「6つの失敗」を認識しておくことが大切だ。

片付けは「思いついたときだけに行うことではなく、ライフスタイルの一部であるべき」だと話すのは、整理整頓の専門家、レイチェル・ローゼンタール。彼女が指摘するその6つの失敗と、防ぐための方法を以下でチェック。

From Good Housekeeping US

1

❌ 気楽に考える

家の片付けでやりがちな6つの間違いとは?
Tatiana Meteleva//Getty Images

週末に家中の片付けをすべて終わらせようと思っているなら、考え直してみた方がいい。もう長い間、散らかった状態を放置していたというなら特に、あまり大きな望みを持って取り掛かることは、最善のアプローチとはいえない。

ローゼンタールは、「片付けはプロセス。どれだけの時間とエネルギーが必要になるか、現実的に考えることが重要です」と話す。

「休憩を挟みながら1部屋ずつ、または細かく区切ったスペースごとに進める方が、はるかに効果的です」

また、定期的にちょっとした片付けをしておくようにすれば、家全体の片付けのペースもきちんとコントロールすることができる。

2

❌ モノを分類していない

家の片付けでやりがちな6つの間違い
Susumu Yoshioka//Getty Images

「最初のステップは、家にあるものをカテゴリー別に分類すること」だという。これは、それぞれの品物が家にどれくらいあるのか把握するために必要なこと。

例えば、分類をしてみたら、泡立て器が5種類、白いボタンダウンのシャツが10枚あったことがわかったとする。それらはすべて、必要なものだろうか?

「クローゼットを整理していて、ジーンズを30本みつけることもあります。クライアントに『1週間は7日しかありませんよ』と言うと、そんなにたくさんいらないことに気付いてくれる、ということもよくあります」

「分類をすることで、必要なのは何か、何がありすぎて、何を手放すべきなのかを見極めることができます」

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3

❌ 不要なモノがある

家の片付けでやりがちな6つの間違い
slovegrove//Getty Images

まさかと思うかもしれないが、片付けるときには家中にあるモノをすべて、ひとつひとつ確認していく必要がある。1部屋ごとに、そこにあるすべてのモノを確認し、残しておくべきものかどうか判断していく。ローゼンタールはこのことについて、次のように話している。

「多くの人が、それが自分にとってのお気に入りなのか、使い道があるのか、本当に愛着を感じているのかどうか、すべてのモノについてきちんと考え、判断しようとしません。そうする代わりに、不要になったモノを捨てない言い訳を考えるのです」

4

❌ 部屋の役割が明確ではない

家の片付けでやりがちな6つの間違い
Carlos Bezz//Getty Images

片付けの目標は不要なモノをなくすことだが、自分たちがどの部屋をどのように使っているか、それぞれの機能を考えることも重要。家族がリビングで本を読んだり、映画を見たり、夜にゲームを楽しんだりすることが多いなら、リビングにはそれらに関連のあるモノを置くようにする。

「家の中が整理された状態は、必ずしも物理的なスペースがあるというだけのことではありません。そのスペースをどのように使っているのかに合わせて、モノが整理整頓されていることです」

家にあるすべてのモノには、置かれておくべき専用のスペースが必要なのだという。

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5

❌ 「とりあえず」取っておく

家の片付けでやりがちな6つの間違い
FreshSplash//Getty Images

「誰にでも、経験があることでしょう――いつか必要になるかもしれないから、そう考えて、何年も着ていない高価なドレスや、キッチンで使われることなく埃をかぶっているモノ、泊まったホテルからもらってきたアメニティなどを捨てずにとっておくのです」

「こうした“念のため”に取っておくモノは、あっという間に増えて、家中をモノであふれさせます」

この1年使っていないモノや、今のライフスタイルでは必要としないモノは、もう手放すべきとき。本当に気に入っているモノ、日常的に使用するモノだけに囲まれている方が、ずっと気分良く暮らせるだろう。ローゼンタールはさらに、「整理整頓も、ずっと楽になります」と述べている。

6

❌ ライフスタイルの変化を考慮しない

家の片付けでやりがちな6つの間違い
Irina Shpiller//Getty Images

生まれたばかりの赤ちゃんがいる、家を購入したばかり、ペットが1匹か2匹いる――こうしたシナリオはすべて、あなたのライフスタイルに影響を及ぼしている。そして、家族の役割やニーズ、関心事が変化する中で、暮らし方が変わるのは当然のこと。

つまり、片付けについては「誰かにとっての良い方法が、あなたにとってもそうであるとは限らない」ということ。SNSで話題になっているトレンドの方法が、あなたにとって最適だと思って飛びつく前に、もう少し深く考える必要があるだろう。ローゼンタールはこの点について、こう述べている。

「効率的な方法がわかっていない、モノが増えることを考慮していないなど、まずは部屋が散らかる原因を明らかにしなければ、どれだけのボックスやバスケットがあっても、部屋はすぐにまた散らかってしまうでしょう」

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