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魅力的な花壇をつくる25の方法

プロでなくても豪華な花壇をつくることができるアイデアを紹介!

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back yard garden with peonies and two chairs
Jon Lovette//Getty Images

庭を手入れするというものは絵を描くことに似ている。なにもない場所から始まり、そして色やテクスチャーを重ねていく。しかし絵を描くことと違う点は、庭づくりには終わりがないということだ。

すべての生き物と同じように庭というものは定期的な手入れが必要であり、そして進化を続けていく。一から花壇をつくり込みたい場合も、すでにある花壇にさらに手を加えたい場合でも、花壇をより魅力的にすることで庭がアップデートされる。

花壇づくりを始める前に

まず花壇づくりを始めるにあたって、適切な植物を選ぶためにも自分の庭がどんな日当たり環境なのかを確認しよう。一日を通して庭の日当たり環境を観察してみて、花壇をつくる予定のエリアにどのくらい太陽光が当たるのかを確かめよう。

また、庭をつくり上げるときは、四季を通じて空間がどのように見えるかをよく考えて。たとえば、開花時期が異なる一年草の花と多年草を組み合わせることも方法の一つである。さらに植物を重ねることもポイントで、背の高い植物を奥に、低い植物を手前に配置すれば庭に奥行きが生まれるだろう。それでは、花壇を魅力的にする25の方法を紹介!

US版「カントリーリビング」より。


1

なだらかなカーブをつくる

flowerbed of colorful flowers against wall with windows
Elenathewise//Getty Images

この花壇はなだらかなカーブがつくられている。こうすることで玄関に自然と目が行き、来訪者がより歓迎されているような雰囲気を生み出すことができる。

このような花壇をつくるときには、実際に土を掘ったりする前にホースなどでアウトラインを取るのがお薦めだ。

2

区切りをつくって空間を生み出す

a lush green backyard lawn and flower beds with trees, landscaping and various garden varieties
JenniferPhotographyImaging//Getty Images

庭の花壇は目を引くようにしたいもの。この多年生植物の花壇では、敷石を用いて境界線をつくっている。

レンガや石、エッジング用の小さなフェンスといったアイテムでも応用可能だ。

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3

石をアクセントにする

lush landscaped garden with flowerbed and colorful plants
Elenathewise//Getty Images

この花壇では、自然の石を重ねてポイントをつくることで、素材感と立体感がでている。

一つや二つの石を上手く芸術的に重ねることで、花壇がより個性的な印象に変わる。

4

一年生植物、多年生植物、低木をミックスする

an american flag flies from the open porch and gardens surround a small  single family home on a spring afternoon on cape cod on the massachusetts coast property release attached
KenWiedemann//Getty Images

一年中を通して、色のある庭が最も美しく理想的な庭だ。それを実現するためには、一年生植物、多年生植物、低木を混在させて植えることがポイント。

写真の庭では、ツツジが晩春を迎え、アヤメなどの多年生植物が開花の準備をしている段階だ。

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5

プランターを活用する

lush flower pots and beds
Darrell Gulin//Getty Images

花壇にプランターを置くことで、彩りを添えるだけでなく高さを出すことができる。

写真のプランターには、春のパンジーや秋のキクなど、季節ごとに植え替えられる一年草があふれている。

6

色のコントラストを付ける

summer flower garden
Darrell Gulin//Getty Images

フェンスの鮮やかな色と、ゼラニウムジニアなどの一年草、ヒューケラやユリといった多年草とのコントラストが美しい。

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7

レイズドベッドを加える

vegetable patch and greenhouse
Johner Images//Getty Images

レイズドベッドとは、木の板などで仕切った植栽スペースのこと。レイズドベッドを使用すると、砂地、岩場、粘土質の土壌な少し高さが出るので、ガーデニング作業も楽になる。

8

食用の植物をミックスする

vegetable garden
BasieB//Getty Images

家庭菜園専用の庭を持つ必要はなく、食用と通常の植物を同じ花壇に上手く混ぜて、かわいらしい花壇をつくってみよう。

ここでは、トマトとアゲタラムのような一年草が一緒に植えられている。花は植物が実を付けるために必要な花粉媒介者(虫など)を引きつけ、サポートする役割がある。 もちろん、エディブルフラワーを取り入れることもお薦めだ。

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9

草地をつくり花粉媒介者を引きつける

pollinator garden
Philippe Gerber//Getty Images

草原で見られるような背の高い植物は美しい上に、花粉媒介者となる昆虫を支える役割がある。

もちろん庭全体を草地に変えることは現実的ではないので、私道横や敷地の境界線の側など小さなスペースで取り入れてみよう。

10

アクセントピースを置く

yellow chair surrounded by colorful flowers
Darrell Gulin//Getty Images

既に庭の花々がカラフルで充実しているかもしれない。その場合には、写真の鮮やかなアディロンダックチェアのような、アイキャッチーなアクセントピースを加えるとより個性的に。

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11

ツル性植物で高さを出す

flower bed ideas
Jacky Parker Photography//Getty Images

縦のラインをつくると、庭のいいアクセントとなる。写真のような格子や方尖塔など、背の高い装飾品を置くことでツル性植物が上に育っていくのを助ける。

12

砂利の小道をつくる

home garden pergola with hedges and hydrangea
Jon Lovette//Getty Images

小道は高価な素材でつくる必要はなく、シンプルな砂利道でも十分に個性的な花壇になる。さらに小道をつくることで、来訪者が花の間を散策して楽しむこともできる。

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13

石で小道をつくる

landscape design with flower beds and path in home garden  beautiful view of nice landscaped garden in residential backyard
Nuture//Getty Images

砂利を敷き詰めるのが難しい人に向けて、さらに簡単な方法を紹介。

自然の石を腐葉土や芝生に埋め込めば、庭園を探索したくなるような魅力的な曲がり小道をつくることが可能だ。

14

芝生の面積を少なくする

flower garden in summer
BasieB//Getty Images

大きな芝生を少ない花で縁取るのとは反対に、花壇を拡張して小さな面積の芝生を小道のように残してみよう。

見た目にも美しい上、花粉媒介者である虫の助けにもなる。さらに多年生植物の花壇は芝生のように、定期的に刈る必要もないので手間もかからない。

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15

ウィンドウボックス

daisies in a window box
Victoria Pearson//Getty Images

ガーデンをより良くするための方法の一つが、ウィンドウボックス。地面に植物を植えるスペースが無い場合にもおすすめの方法だ。

この写真ではコテージ風の窓に合わせてピケットフェンスのようなウィンドウボックスを使っている。このように自宅のスタイルに合わせて選ぶのがポイント。

16

花で模様をつくる

craftsman style bungalow
Douglas Keister//Getty Images

花を繰り返し、模様のように植えることによって豊かな色彩と流れが生まれる。こうすることで、花壇に1~2個の花が点在するよりも魅力的な見た目になる。

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17

意外な物をコンテナー代わりに活用する

wagon and daylily flowers, desconso gardens, los angeles, ca
Adam Jones//Getty Images

この古いワゴンは直接花を植えたり、写真のユリのようにポットを入れたりとチャーミングなコンテナーとして活用されている。

季節によって花を植え替えてみるのもお薦めだ。

18

庭で育てた花をカットする

gardening shears on a glass table next to a bouquet of spring wildflowers
Ignacio Ferrandiz Roig//Getty Images

ガーデニングの楽しみの一つが、育てた花をカットして室内で飾ることだ。

専用の花壇をつくる必要はなく、ボタンやルドベキア、ジニア、コスモスなど、さまざまな種類の切り花に適した長い茎を持つ花を植えてみよう。

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19

ハンギングプランターを取り入れる

hanging plant
Thinkstock//Getty Images

ハンギングプランターは、庭に奥行きを出す方法のひとつ。壁やデッキから外したり、庭の柱に取り付けることも可能だ。

またはシェパードフックを使用すれば、どこにでもハンギングプランターを置くことができる。

20

動物用の巣や水飲み場をつくる

pocket garden
KenWiedemann//Getty Images

野鳥や動物用の巣や水飲み場を設置することは庭のアクセントになってくれるだけでなく、 蜂のような花粉媒介をする昆虫、蝶、そして鳥などの地元の生態系をサポートすることにもなる。

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