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食べて&買って能登を応援!石川県アンテナショップのおすすめ名産品

調味料や漆器、伝統のスイーツまで、スタッフが推す能登名物を試してみて。

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食べて&買って能登を応援!石川県アンテナショップのおすすめ名産品

2024年1月1日に起こった能登半島地震。同年9月にはさらに記録的な豪雨も発生し、現地はいまだ完全な復興には程遠い状況だ。仮設住宅での暮らしを余儀なくされたり、不完全な設備で商売を続けていたりする被災者の方々も数多く存在している。

「何かできるかたちで応援したい……」。そこで、都内にある石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」に協力を仰ぎ、生産者や被災地への支援に繋がる名産品を厳選してご紹介。能登が誇るグルメや工芸品を、スタッフの方々のおすすめコメントとともにチェックしてみて。

1

輪島塗深型汁椀/しおやす漆器工房

食べて&買って能登を応援!石川県アンテナショップのおすすめ名産品
しおやす漆器工房

石川県輪島市でつくられる漆器といえば、ご存じ輪島塗。堅牢さと優美な加飾が持ち味で、輪島特産の「地の粉(珪藻土を焼成後、粉末にしたもの)」を漆に混ぜて下地に使用し、20以上もの工程を経て、丁寧に手作業で仕上げられている。

店舗スタッフの中丸さんは、1907年創業の老舗「しおやす漆器工房」のお椀を提案してくれた。「使いやすくたっぷり入る深型のお椀で、サイズは直径3寸8分(約11.5cm)。『朱黒ぼかし塗』という、2色がグラデーションになった塗り方になっており、夫婦椀としてもおすすめです」

丈夫で壊れても修復可能であるため、まさにカップルにふさわしいうつわと言えそう。お祝いの贈り物にもぜひ。

各¥25,300 ※現在製造中のため、商品の発送には時間がかかります

公式サイト

2

手描き絵ろうそく 四季あかり/高澤商店

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高澤商店

「1892年に創業し、能登の七尾市で和ろうそくを製造し続けている老舗、高澤商店さん。震災で店舗が倒壊しましたが、“心に、いつか希望の火を灯すもの”という新たなスローガンをもとに、ものづくりに向き合われています」と、雑貨バイヤーの濱下さんは語る。

それぞれに手描きの桜、水仙、ひまわり、朝顔、桔梗、菊、梅、椿があしらわれた、見ているだけでも心がほっとするようなろうそくは、ギフトにはもちろん、インテリアのアクセントにもぴったり。燃焼時間は1本約55分。

各9cm、8本入り ¥3,300

公式サイト

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3

こいくち(鶴)/カネヨ醤油

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カネヨ醤油

食の宝庫・能登半島では海産物が多くとれ、お刺身や海鮮料理がよく食卓に上るため、醤油が不可欠。特に、新鮮な海の幸にベストマッチする少し甘めの醤油が、長年厚い支持を得ているそう。

1926年から続く「カネヨ醬油」も、そんな醤油をつくっているメーカーのひとつ。ここの醬油も実際、地元漁師の意見をもとに、現在の甘口の味に落ち着いたという。

店舗スタッフの小宮さんは、この醤油の推しポイントをこう話す。「富来(とぎ)漁港のある、羽咋(はくい)郡・志賀町で愛されている甘口の醤油です。震災では、工場の半壊や長期の断水、機械の故障などさまざまな困難に見舞われましたが、そんな障壁に立ち向かいながら醤油づくりを続けられています」

「関東の濃いめの醤油、九州の甘口醤油、金沢市大野町のうまくち醤油と比べてもひと味違う、まろやかな旨みと甘みが特徴です。お寿司にお刺身、魚の煮つけはもちろん、魚以外の煮物や冷奴などにもぴったり。そのまま手軽に使える、ゆずポン酢醤油にんにく醤油も人気です」

450ml ¥442

公式サイト

4

丸柚餅子/柚餅子総本家中浦屋

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柚餅子総本家中浦屋

柚餅子(ゆべし)といえば、くるみやごまを使った餅状のものを思い浮かべる人が多いかも。しかし最も歴史が長いのは、室町時代から続くとされる、柚子を使ったこちらのタイプ。

「柚餅子総本家中浦屋」の「丸柚餅子(まるゆべし)」は、大粒の柚子の中身を手作業で丁寧にくり抜き、秘伝の餅だねを詰めて蒸し上げ、半年間もの自然乾燥を経て出来上がる。

菓子・食品バイヤーの橋本さんは、こうコメント。「中浦屋さんは、1910年の創業から、伝統的な柚餅子を中心とした和菓子を輪島でつくり続けています」

「『つくる人の喜び、売る人の喜び、そして、食べる人の喜びがつながってこそ、本当の喜び』――そんな想いとともに、輪島から世界中に喜びの輪を広げようと、日本の歴史と伝統を大切にしながら、新しい取り組みに挑戦し続けている会社です」

中サイズ ¥2,916

公式サイト

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5

柚子せんべい/柚餅子総本家中浦屋

食べて&買って能登を応援!石川県アンテナショップのおすすめ名産品
柚餅子総本家中浦屋

柚子を使った商品が豊富な「中浦屋」からは、ほかにも橋本さんのリコメンドが。

この柚子せんべいは、柚子の爽やかで優雅な香りと小粒でサクサクの軽い食感、やさしい甘さで、ホッとひと息つきたいティータイムにちょうどいい。緑茶にもコーヒーにも合い、ひとつ食べると手が止まらなくなりそう。

38g ¥399

公式サイト

6

柚子ドリンク YUzu and ME/柚餅子総本家中浦屋

食べて&買って能登を応援!石川県アンテナショップのおすすめ名産品
柚餅子総本家中浦屋

続けて、希少な「金沢柚子」の果汁とハチミツを使用した、甘酸っぱくさっぱりとした味わいのドリンクも、橋本さんのおすすめ。

ストレートで飲むのはもちろん、炭酸水で割ったり、カクテルやモクテルに使ったり、いろいろなアレンジを楽しんでみたい。これからの季節にぴったりで、お中元やサマーシーズンの手土産としても◎。

180ml ¥205

公式サイト

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7

能登の塩で食べる おむすびこんぶ/大脇昆布

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大脇昆布

長年のリピーターも多い「大脇昆布」は、おぼろ昆布づくりの修業を20年以上続けて技を磨いた先代が1988年に能登でのれんを掲げた、昆布の加工販売会社。

「『削りたての昆布を食べてほしい、もっと昆布について知ってほしい、そして、忙しい親御さんや働く人たちの手間は少なくしたい!』という想いをもって、手軽で使いやすい商品の開発に努めているメーカーさんです」と、副店長の重高さんはコメント。

こちらはおむすび専用のおぼろ昆布で、付属の珠洲の天然塩をまぶしておむすびをつくり、そこに巻き付けていただくというもので、そのひと手間も楽しい。

このほか、そば用納豆用サラダ用トースト用ふりかけなど、さまざまなタイプのおぼろ昆布&とろろ昆布がラインナップ。いろいろ試してみたくなる!

4g ¥238

公式サイト

8

いかの鉄砲焼き/和平商店

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和平商店

能登町にある小木(おぎ)港は、いかの日本三大漁港のひとつで、いか釣り漁船一艘あたりの年間水揚げ額は日本一といわれている。だが、震災で岸壁の崩壊や漁船の沈没など甚大な被害を受け、現在でも復旧が進められている最中。

「私どもの会社はそんな小木港の目の前に位置し、『小木いか』を使ったいかの加工品を専門に製造しています。震災の影響で出荷を一時停止していましたが、現在では再開しています」と、八重洲いしかわテラスを通じて和平商店の浅井さんは教えてくれた。

「おすすめの『いかの鉄砲焼き』は、幅広い年代に人気で、いかの中にお店特製のしょうが甘味噌(大豆も能登産のもの)が詰めてあります。焼くとぷっくり膨れ、中からとろけ出る味噌と、冷凍とは思えない衝撃的なまでのプリプリ食感とのハーモニーがたまりません。『能登いか煎餅』や『いか刺し』もお試しいただきたいです」と、運営スタッフの石井さんも太鼓判。

おつまみやご飯のお供に最高の一品だ。冷凍でお届け。

¥1,296

公式サイト

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9

竹葉 能登純米/数馬酒造

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数馬酒造

酒バイヤーの塚本さんがすすめてくれたのは、能登産の原料だけにこだわった日本酒を造り続けている、「数馬酒造」の「竹葉(ちくは) 能登純米」。

「“能登を醸す”という経営理念のもと、さまざまな挑戦と改革に取り組んでいる数馬酒造さん。その風土をもとに、震災からの復興に力強く取り組まれている酒蔵です」

お米(山田錦)のうまみ、雑味のないスッキリした飲みやすさと軽やかさが特徴で、この酒蔵の顔と呼べる人気の純米酒。常温はもちろん、冷やしても温めてもおいしく、どんな食事にも合うオールマイティさが嬉しい。

720ml ¥1,650

公式サイト

10

のとジン 願い星/NTG

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NTG

ジン好きなら、珠洲市で震災や豪雨の被害に遭った「NTG」が手がけるこちらにも注目を。

地震による地割れや崩落により大きな被害を負った、能登町柳田地区特産のブルーベリーや、地盤隆起のため海岸線が遠のき、収穫が難しくなってしまった珠洲の特産のわかめなど、奥能登の名物をキーボタニカル(風味付けや香り付けに使われる植物原料)に使用している。

「この地方はもともと空気が澄んでいて、人口が少ないため人工的な明かりも少なく、夜にはたくさんの星を見ることができます。そして能登町には、立派な天文台施設、星の観察館『満天星』があります。商品名にある『願い星』は、能登地域の活性化への希望を示したいという、生産者のみなさんの想いです」と話すのは、店長の川口さん。

フレグランスのような香り高さとやさしい口当たりで、ブルーベリーと月桂樹の心休まる芳香がリラックスタイムにピッタリ。

250ml ¥3,300

公式サイト

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