絵に描いた才色兼備！ ヨルダン王室・ラーニア王妃の洗練ファッションを徹底解剖
美と知性を備えたロイヤルレディ、ヨルダン王室・ラーニア王妃にフォーカス！
“美しきロイヤル”として、王室入りした当初から注目を集めてきたラーニア王妃。そして世界中を虜にする王妃の美貌は50代を迎えたいまなお健在。ここ数年、ロイヤルファッションもぐんと洗練された印象で、ファッションアイコンとしてもラーニア王妃の注目度は増すばかり。華麗なロイヤルファッションと彼女の知的な人柄を物語るストーリーを一挙ご紹介。
【INDEX】
・経歴＆家族構成
・初々しい！ 若き日の王妃の姿を公開
・ラーニア王妃のロイヤルファッション20
>>スペイン王室、レティシア王妃のロイヤルファッションを総覧
ラーニア王妃ってどんな人？
1970年8月31日クウェート生まれ。カイロ・アメリカン大学で経営学を専攻し、卒業後はヨルダンの首都アンマンの大手銀行に就職。約2年後、知人が主催したパーティで現在のヨルダン国王アブドッラー2世と出会い、半年間の交際期間を経て1993年に結婚&王室入り。
（写真）イギリス人デザイナー、ブルース・オールドフィールドによるウェディングドレス姿はこれぞプリンセスな華やかさ！
ラーニア王妃は2男2女の母
ヨルダン王室入りした翌年1994年、長男のフセイン王子が誕生。その後イーマーン王女（1996年）、サルマ王女（2000年）、ハーシム王子（2005年）が誕生。ラーニア王妃は子どもたちがまだ幼い頃から公務や社会活動に積極的に参加。母であることとロイヤルレディの責務を両立する姿勢は、世界の女性たちの共感を得ている。
（写真）1994年、フセイン王子を抱くラーニア王妃とヨルダン国王アブドッラー2世。
中東から世界に発信する、美しきアクティビスト
ロイヤルレディとして公務を行う傍ら、世界の子どもたちの福祉や教育、そして女性の権利向上に関する社会活動を精力的に取り組んでいるラーニア王妃。2000年から務めるユニセフ親善大使のほか、絵本作家やYouTuberとしての顔ももつ。
これらの活動は自らの発信力や影響力を活かし国民や社会に貢献するため。海外メディアのインタービューにおいても「私はヨルダン国民のために自分の能力のすべてを使うと誓っている」と語っている。
（写真）アルゼンチンのユニセフ教育プロジェクトを訪問したラーニア王妃。
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世界中を虜にする美しさは20代の頃から
パリを公式訪問中、まだ20代の頃のラーニア王妃。既に長男フセイン王子＆長女イーマーン王女を出産した後ながらも、2児の母とは思えぬこの可憐さ。「シャネル」のホワイトコート＆カメリアをまとったレディな着こなしがキュート。
シックなコーデをアクセサリーで格上げ
1994年、自宅の庭にて。パイピングが効いたジャケットにブラックスカートを合わせたシックなモノトーンカラーコーデに、大ぶりのパールピアス＆ゴールドブレスレットの存在感のあるアクセサリーでひねりを効かせて。
記念シーンにはベーシックなタートルネックをチョイス
サルマ王女誕生の際に撮影した記念ポートレート。深みのあるボルドーカラーのタートルネックニットでノーブルな印象に。ぽかーんとした表情のサルマ王女がキュート♡
フレンチシックを意識!? 王妃のデニムスタイル
2001年パリ訪問中。シャンゼリゼ通りを一緒に歩く、仲むつまじいヨルダン国王＆ラーニア王妃。ベージュのコートにブルージーンズというカジュアルシックな着こなしは「ルイ・ヴィトン」の“ヴェルニ”のバッグをポイントに。
ハンサムスーツで決めた粋なドレスアップスタイル
2002年、アブドッラー2世のバースデーパーティに出席したラーニア王妃。華やかな場ではドレスで着飾るプリンセスが多いなか、彼女はボリューミーなトレーンがついたジャケットが主役のスーツ姿でハンサムに。
>>次ページから、センスが磨かれたラーニア王妃のロイヤルファッションを紹介！
今や美貌＆洗練ファッションで憧れの的！
2019年マクロン仏大統領を訪問中。イタリアブランド「エルマンノ シェルヴィーノ（ERMANNO SCERVINO）」のブラックレザーのジャケット＆プリーツスカートというエッジの効いたロイヤルファッションで上級者ぶりをアピール。
ピンク×レッドの鮮やかカラーコーデ
ヨルダン国内で開催された工芸品展を訪れたラーニア王妃。全身をピンクとレッドでまとめた明るいカラーの着こなしが王妃の華やかな存在感をいっそう盛り上げる。
ペールピンクをまといレディ＆シックを演出
2018年アメリカ・ホワイトハウスを訪問。メラニア元大統領夫人と二人揃ってピンクでコーディネート。落ち感のあるシックなセットアップは「アディアム」。
シンプルさえ華やぐ王妃の魅力的オーラ
「サルヴァトーレ フェラガモ」のグレージャケットにホワイトパンツを合わせたミニマムなジャケットスタイル。シンプルなのに地味に見えないのは、彼女自身に華があるからこそ。
白ワンピでつくるロイヤルレディスタイル
インターナショナルアカデミーの卒業式には、リボン付きのホワイトワンピースをセレクト。ブラウンの太ベルトでメリハリを効かせた小物使いがグッド。
リュクスなアクセ使いでよりノーブルに
ヨルダン・ラガダン宮殿にて。袖や裾のシフォン使いがフェミニンなブルードレスに、デコラティブなパールのネックレスと「フェンディ」のバッグでエレガンスをプラスオン。
ファッションから溢れる王妃の愛国心
ヨルダン70回目の独立記念日を祝う大切な場には、自国のファッションブランド「HAMA fashion」のトップス＆スカートをセレクト。隣は民族装飾具でフォーマルに決めた長男のフセイン王子。
比類なき存在感はまさに外交の華
シルク調のなめらかな素材とシフォンがストライプ柄を織り成すエレガントなワンピースがラーニア王妃の華やかなムードとマッチ。ワンピースは「ラルフ&ルッソ（RALPH & RUSSO）」のもの。
モード感が薫るモノクロームスタイル
この日は教育フォーラムに参加。異なるボーダーを掛け合わせたジオメトリックなブラウスを主役に、ほかはブラックでまとめてクールにコーディネート。
中東のファッションアイコンとして国際的に活躍
世界的スターが集結するアメリカのファッションの祭典、メットガラにて。フェザーを大胆にあしらった「ヴァレンティノ」のドレスをまとった姿がまばゆい存在感。
気品漂う、往年女優風ロイヤルファッション
宮殿にオーストリア大統領夫妻をお招きしたこの日。ホワイトシャツ×ギンガムチェックのフレアスカートというクラシカル＆レディな着こなしは、まるで映画のワンシーンのよう。
フレッシュブルーを効かせた知性派パンツルック
中東を代表する美術館、ルーヴル・アブダビを国王と共に訪問。ブルーのボウタイブラウスにチェック柄パンツを合わせ、インテリジェンスが漂う着こなしに。
