【2024年版】バズったセレブのファッション総復習！ネイキッドドレスから個性派私服まで全48選

2024年開始早々、ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで話題を呼んだのはハンター。シアーな生地が、まるでオーラのように体のまわりをなびくファンタジックなドレスをまとっていた。

「食品用ラップを巻きつけているみたい」と批判する声もあったけれど、おとぎ話の精霊のようなルックは、ハンターの幻想的な雰囲気にぴったり。ピンクを基調としたメイクアップも優美なハーモニーを生んでいた。

俳優ロバート・パティンソンとのあいだに第1子を身ごもっていたスキ。プライムタイム・エミー賞の授賞式では、大きく膨らんだお腹を生かした「ヴァレンティノ」のドレスをまとい注目の的に。背中に布はなく紐で結んだだけという大胆なルックは、妊娠中のお腹を引き立てるようにデザインし直されたものだとか。

ゴージャスなマタニティルックだけれど、前掛けのようなスタイル×赤ということもあって、日本では「金太郎」を連想した人もいたよう……！

90年代から「シアードレスのアイコン」として君臨してきたケイトも、今年50歳に。そんな節目の誕生日パーティで選んだのはやっぱりシアードレス！　

レーシーなヴィンテージのドレスに身を包み、ボディラインを隠すことなく登場。黒のケープをさらりと羽織り、今も昔も変わらないスーパーモデルオーラを放っていた。

“アラ還”を迎えた現在も、その美ボディっぷりがたびたび話題となっているニコール。ドラマ『エクスパッツ ～異国でのリアルな日常～』のプレミアでは、「アトリエ ヴェルサーチェ」のバックレスドレスを着用し、背中が主役といわんばかりの潔さで注目を集めた。引き締まった背筋はもちろん、シミひとつ見当たらない艶やかな肌もお見事！

2024年のグラミー賞で、めでたく最優秀レコード賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞したマイリー。しかしその功績だけでなく、授賞式でのセンセーショナルなドレス選びも注目の的に。

繊細なフィッシュネットドレスのように見えるこの1着は、なんと1万4000個もの安全ピンを繋ぎ合わせてできた「メゾン マルジェラ」のドレス。ボリューミーなヘアとともに、ディーヴァの風格漂う大胆ルックを完成させていた。

セレブのネイキッドドレス愛がますます加速した2024年。上品ファッションで知られるダコタも、今年は多数のセンシュアルなルックにトライ。

なかでも印象的だったのが、主演映画『マダム・ウェブ』のプレミアで着用した「グッチ」のフィッシュネットドレス。蜘蛛の巣を思わせるデザインが、作品の世界観にぴったりだと称賛を呼んだ。

いわゆる“メソッド・ドレッシング（作品のテーマに沿ったオフスクリーンのファッション）”で、今年もっとも脚光を浴びた人物といえばゼンデイヤ。

彼女が映画『デューン 砂の惑星PART2』のワールドプレミアで身につけたのは、「ミュグレー」によるメタリックなボディスーツ。SF感あふれるルックが作品のムードにぴったりだったのはもちろん、完璧なサイズ感で着こなした超絶ボディもファンを驚かせた。

第96回アカデミー賞にて、日本の作品として初めて視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』。そんな喜ばしい瞬間に華を添えたのが、山崎貴監督をはじめとする4人がはいていたドレスシューズ。かかと部分がゴジラの手に持ち上げられているような遊び心あふれるデザインに、世界のファンが注目！　

手がけたのは「ha | za | ma（ハザマ）」という日本のブランドで、ブランドのインスタグラムには「絶対に欲しい！」「海外にも発送できる？」など、国外からも多くのコメントが寄せられていた。

2024年11月にアメリカで公開されるやいなや、大ヒットとなっている映画『ウィキッド ふたりの魔女』。主役のひとり「グリンダ」を演じたアリアナは、1年を通してこの映画のプロモーションに励んできたといっても過言ではなさそう。

封切りは数カ月先というタイミングでありながら、アカデミー賞授賞式でまとったのは「グリンダ」のイメージカラーであるピンクのドレス。キュートかつファンタジックなルックは、会場の視線を釘づけに。

アカデミー賞のアフターパーティでは、エミラタのドレスに視線が集中。彼女がまとった「ジャックムス」の彫刻的なドレスは、上半身から剥がれていくようにも、浮いているようにも見える不思議なデザイン。角度によってはバストが露わになってしまう瞬間もあったとか……。

これまでも数々のセクシールックを披露してきた彼女だけれど、一部のメディアでは「エミリー史上もっとも挑戦的なドレス」と評されていたよう。

2024年、アルバム『ガッツ』を引っ提げたワールドツアーを大成功させたオリヴィア。ステージでは印象的な言葉やメッセージが書かれたスローガンシャツを着るのがお決まりとなっていて、とりわけバズったのが「Carrie Bradshaw AF（超キャリー・ブラッドショー）」と書かれた1着。

キャリー・ブラッドショーといえば、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）』でサラ・ジェシカ・パーカーが演じた主人公のこと。2003年生まれのオリヴィアはおそらく『SATC』世代ではないけれど、ファンのあいだでは「Netflixで見てハマったに違いない！」と話題に。

『デューン 砂の惑星PART2』のプレスツアールックで話題を呼んだゼンデイヤは、映画『チャレンジャーズ』のプレスツアーでも再び注目の的に。

同作で元テニスプレーヤーの「タシ」を演じた彼女は、テニスにまつわるドレスアップを多数披露。なかでもピンヒールに本物のテニスボールが刺さったシューズは大バズり！　こちらは「ロエベ」による特注のシューズで、ボールにはさりげなくブランドロゴもあしらわれていた。

NewJeansの生みの親として知られるミン・ヒジンは、自身の業務上背任容疑について潔白を主張するべく会見を開催。その様子は生配信され、韓国外からも大きな注目を集める事態に！　

同時に人々の目に留まったのが、ベースボールキャップ＆ボーダーTシャツという、ラフすぎる会見ファッション。シリアスな雰囲気とギャップのあるカジュアルなスタイルは「ミン・ヒジン・コア」とも呼ばれ、着用アイテムはオンライン上で完売するなど異例の反響を呼んだ。

個性派ファッションが得意なロザリアは、初夏のNYでふわふわのフェイクファーコートを着用。こちらは「セリーヌ」の2024-25年秋冬コレクションに登場した1着で、ほぼ完全な円を描くシルエットが特徴的。シアータイツを合わせてコートのボリュームを強調したロザリアは、「ラグジュアリーな毛玉のよう」だと注目を集めた。

ちなみに約2カ月後の6月末には同じコートの黒バージョンも着用。かなりお気に召していたようだけれど、さすがに暑すぎるような気も……!?

今年も奇想天外なルックが多数登場したMETガラ。そんななか、ドージャはイベント開始前から世間をザワつかせることに成功。というのも、ホテルから会場へ向かう彼女がまとっていたのは、白いバスタオル1枚だったのだ。実はこれ、「ヴェトモン」が手がけたれっきとしたドレス。とはいえお風呂上がりにしか見えない姿にファンはびっくり。

METガラ本番では“びしょ濡れ”のTシャツドレスをチョイスし話題となっていたけれど、衝撃度はこちらのほうが上!?

毎年METガラで物議を醸すセレブといえばキム。2024年は、「あまりにも細すぎるウエスト」が世間をザワつかせることに。

ドレスを手がけたのは、「メゾン マルジェラ」のクリエイティブ・ディレクターであるジョン・ガリアーノ。ルック自体はとても美しい一方で、コルセットで極限までウエストを絞っていたことが「拷問のように見える」「若い女性たちに間違ったボディイメージを提示している」などと大きな批判を浴びる結果に。実際、キムは会場の階段を上るのもひと苦労だったよう。

METガラ初参加となったタイラが選んだのは、砂で全身を覆ったように見える「バルマン」のカスタムドレス。肩や腕にも砂をあしらったほか、手には砂時計を抱えるなど、ディテールへのこだわりも目を引いた。

ドレスコードだった「Garden of Time（時間の庭）」を巧みに表現したと高評価を得た一方、階段を上る際はスタッフに抱えてもらわなければならないほど体の動きが制限されていたよう。その後クリエイティブ・ディレクターのオリヴィエ・ルスタン自らドレスをミニ丈にカットし、自由に歩けるようにアレンジしていた。

同じくMETガラにて、シンガーのカミラが抱えていたあまりにも儚いアクセサリーにネットが騒然！　なにを隠そう、この透明の“クラッチバッグ”は本物の氷製。最初は持ち手がついていたものの、時間が経つにつれ溶けてしまい、クラッチバッグ状態になったのだとか。

冷たい氷の塊を長時間抱えながら、涼しい顔でポーズを決めるプロ根性にも賛辞を贈りたい！

『マッドマックス：フュリオサ』プレスツアーのため、アニャはMETガラを欠席。しかし、同日に開催されていたメキシコシティプレミアで披露したドレスが、「METガラにぴったりのすばらしいルック」と称賛の的に！

アニャが演じた女戦士「フュリオサ」を彷彿とさせる、鎧のようなドレスは「バルマン」によるデザイン。インスタグラムには「早く荷物をまとめてMETガラに向かって！」などと、アニャ不在のMETガラを惜しむコメントが多く寄せられた。