二階堂ふみが、今気になる人やモノにフォーカスする連載、「FOCUS ON」。Vol.30のゲストは、京都市動物園の園長の和田晴太郎さん、シニアアドバイザーの坂本英房さん、そして生き物・学び・研究センター主席研究員の山梨裕美さん。二階堂さんがその取り組みに共感する京都市動物園を訪れ、動物福祉を基にした動物展示、そして動物園の存在意義について話を聞いた。

text: YUSUKE MONMA

二階堂ふみ
HIROSHI SHIOHARA
(左)和田晴太郎さん/京都市動物園園長。獣医師。 (右から2番目)山梨裕美さん/京都市動物園 生き物・学び・研究センター主席研究員。 (右)坂本英房さん/京都市動物園シニアアドバイザー。獣医師で学芸員。

二階堂ふみ(以下ふみ):京都市動物園は動物福祉に関する取り組みを早い段階からはじめていらっしゃるんですよね。例えば「ゴリラのおうち」には、ゴリラたちが来園者の目を避けて、隠れられるような場所があります。動物たちがどこからでも見えるようになっている動物園も多いですが、ここでは動物たちに配慮した動物展示が行われている。それがとてもいいなって。

和田:ゴリラたちもやっぱり見られたくないときがあるんです(笑)。主席研究員の山梨が研究を行うなかで、動物本来の行動を引き出すためには隠れ場所があるほうがいい、そして木を折ったり抜いたり、齧ったりできる環境があるほうがいいとわかり、「ゴリラのおうち」や「類人猿舎」ではそのような取り組みを行っています。

京都市動物園
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日本でゴリラを飼育しているのはわずか6カ所のみ。京都市動物園では、4頭からなる一家が暮らしている。母親ゴリラのゲンキ。
動物の状態と環境をしっかり見て科学的に評価する、それが京都市動物園の動物福祉を支える大きな力になっている

ふみ:環境を変えることで、動物たちのストレスが改善されるという研究結果が出ているんですか?

山梨:そうですね。アカゲザルの例でいうと、老朽化した「サル島」からグラウンドにたくさん緑がある「類人猿舎」に移動させた結果、葉っぱもよく食べるようになり、いろいろなものを探索する時間が伸びました。以前は冬になると、オーバーグルーミングといって、毛がはげてしまうことも多かったんです。でもそれもだいぶマシになって、探索できる環境が大事だということが研究から見えてきています。

ふみ:動物の生態に関するエキスパートの方がいて、きちんと調査や研究を行ったうえで、それを動物展示に反映させているということですよね。

京都市動物園
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人の視線を遮ることのできる樹木が植えられたグラウンドで、ゆったり過ごす父親のモモタロウ。

坂本:そこがうちの強みだと思います。2008年に京都大学と提携して、野生動物の保全に関する教育や研究を行うために、京大の教員の方が動物園に駐在するようになったことがスタートでした。それから5年たって、今度は動物園独自の研究部署として「生き物・学び・研究センター」を立ち上げて、現在は文部科学省から科学研究費の助成を受けられる施設として承認されています。なかでも動物の状態を科学的に評価してくれる山梨さんは、京都市動物園の動物福祉を支える大きな力になってくれていると思いますね。

ふみ:動物福祉に関しては、感情的になりがちな分野だからこそ、研究の成果にきちんと基づくことが大事ですよね。その観点から見たとき、例えば屋内で動物たちと気軽に触れ合えるような施設を、どのようにとらえていらっしゃいますか?

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好奇心旺盛な次男のキンタロウ。

山梨:くっきりと分けることがなかなか難しい問題ではあるんですが、必ずしも動物と関わることや人工的な環境が悪いわけではありません。ただ大事なのは、動物の状態と環境をしっかり見ていくことかなと思います。例えば、先ほどから話に出ているように、 人の目から隠れられるとか、いろいろと探索できるとか、そういう機能を持った空間であれば、動物たちも本来の行動を取れるかもしれませんよね。

でも動物たちの取れる選択肢がなにもない環境だとしたら、それはどうなんだろうなって。もちろん動物種によって必要な選択肢は変わってくるので、高いところに登らない動物に対して、どれだけ一生懸命に高い空間を整備したとしても意味がなくなってしまいますし。

ふみ:そうですよね。京都市動物園を回っていて、素敵だなと思ったのはテンジクネズミの展示の仕方です。いっさい触らずに、箱や筒をいろいろなところに置いて、テンジクネズミが好むお部屋作りをして、テンジクネズミがどう行動するか、どんな環境が好きかを観察していくんですよね。

坂本:テンジクネズミの唾液を調べた結果、人が触ったり抱っこしたりする、以前行っていたプログラムの後に、ストレスホルモンの値が上昇することがわかったんです。それで「触る」ではなく「見つける」に主眼を置いて、本来の姿や習性を学ぶことを目的にした「テンジクネズミのすきをMIKKE(みっけ)」という体験型プログラムを行うことにしました。

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ふみ:自分が置いた筒にテンジクネズミが入っていったとき、すごくうれしかったです(笑)。動物展示のあるべき姿だなと思いました。お子さんたちの反応はどうですか?

山梨:現在、お子さんとお母さんの会話を録音させていただいて、分析を行っているところなんですが、以前の展示では「かわいい」とか「バイバイ」とか、ほとんどのお子さんがそういうことを言って去っていくだけだったんです。ところがプログラムを変えたところ、そもそもお子さんとお母さんの会話が増えて。

ふみ:へえ、素晴らしい!

山梨:「あ、ここにテンジクネズミがいるね」とか、職員の「どんなものが好きだと思う?」という問いかけに「暗いところ?」と返してくれたりとか、動物は人間とは違うという点に着目してもらえるようになった気がします。

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筒を置くと一目散に入っていくテンジクネズミ。それを目にするだけでも、隠れられる場所に入ると安心する習性がわかる。
野生動物が野生のまま生きながらえるように、サポートしていく役割も動物園にとっては大切なこと

ふみ:それ以外にも、人間と動物の関わりについて学ぶことができたり、気づかされたりする展示がたくさんありますよね。来園者の方の意識も変わってきていますか?

和田:はい、その変化は感じています。例えば「類人猿舎」ですと、1970年代後半~80年代の来園者が多かった時期は、動いている動物を見たいという理由で小石がたくさん投げ込まれたり、動物を収容した後のグラウンドで食べ物のゴミがたくさん見つかったりということがあったんです。

でも少しずつ改善されていって、最近では動物福祉や保全に関する掲示物に対しても、たくさんの反応をいただいています。傷ついたり病気にかかったりした野生動物を救護する「野生鳥獣救護センター」の発信に対しては、積極的なリアクションがありますね。そういった意味では、学びの場でもあり、発信の場でもあるという動物園の機能や役割をあらためて実感しています。

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動物園外で野生動物に遭遇した際に、どう対応したらよいかをわかりやすく掲示している。

坂本:かなり前のことですが、人工保育で野生動物を飼育していたころは、そこで育てた動物とお客様が直接触れ合っていた時期もありました。でも私が園に入ってしばらくしてから、野生動物には触れることができないようにしたんですね。たしかにクマの赤ちゃんはかわいいですよ。ただ触れることができてしまうと、野生でクマと出会っても触れ合えるという、誤った認識を植えつけてしまう可能性がある。

だから野生動物とは距離を取るべきだということも、しっかり伝えていくべきだと思うんです。正しい距離感で動物と向き合うこと、それから野生動物が暮らしている場所で、その動物をいかに保全できるか考えること。野生動物が自然のままに生きていけるように、サポートしていく役割も動物園にとっては大切なことです。

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ふみ:人間と動物の関わりを、人間を主体として考えるのではなく、動物の視点で、動物を主体に考えることも大事ですよね。

山梨:人間と動物の関係は、野生でも飼育下でも、割り切れない部分がいろいろあるんです。でも人間の社会は、やはり動物に頼っているところがたくさんあるので、そういう動物たちの多様な世界を動物園で知ってもらう。と同時に、それを考えてもらう場所にもっとなっていくといいのかなと思います。

 もちろん楽しく来てくださる方もたくさんいると思いますが、なにげなくそういうことに触れられて、そこから動物福祉について考えることにつながっていけばいいんじゃないかって。

和田:動物園はレクリエーションの場としての機能、公園のような機能も持っていますし、動物と人間の関わりを調査・研究する場、学ぶ場でもあります。役割はいくつかあるので、そのバランスを保つことが必要なんでしょうね。

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動物の行動や生態、保全などについて、動物の研究者や専門家の話が聞けるセミナーも定期的に開催されている。

ふみ:野生動物に関しては、「チンパンジーのベッド作りプロジェクト」の話がすてきだと思いました。

坂本:うちにいるチンパンジーのコイコはアフリカ出身で、日本がまだワシントン条約を批准する前に、製薬会社の研究用に輸入された個体なんです。研究の感染実験をかいくぐって、がんばって生き抜いているんですが、彼女は幼いころ日本に連れてこられて、野生チンパンジーのように枝を組み合わせてベッドを作ることができるんですね。

山梨:それならコイコの子どもニイニも、野生由来の母親と同じようにベッド作りができるようになるのかどうかを、地道に枝を準備してモニタリングしていきました。他の個体、例えばニイニのお父さんのジェームスは、わらをまわりに置くくらいならできるんですが、枝を折ってきれいなベッドを作ることはできません。ニイニも初めは、コイコのベッド作りをふざけながら見ている程度でした。ところが遊びのようにやりはじめて、そのうち枝を折り込んで複雑なベッドを作れるようになっていったんです。

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ふみ:本来の機能が残っていたんですね。

山梨:コイコがとっても幼いころに日本に来たことを考えると不思議なことですけど、それだけベッド作りは大事な行動なんだと思います。ただ、技術の習得には生まれ育つ環境がとても大切で、それをニイニやジェームスなど、ここのチンパンジーが改めて教えてくれました。その技術がなければ、野生ではヒョウなどから逃れて、安全な眠りにつくことはできませんから。

ふみ:日本のメディアはいまだに動物のかわいい面や面白い面ばかり取り上げて、例えば私の地元・沖縄で、本来は捕獲も販売もできないはずの野生動物が乱獲されたり、密輸されたりしていることは取り上げません。メディアに関わる身として、本当に罪作りなことだと感じるんですよね。YouTubeでも、野生動物がペットのように飼育されている動画に、たくさんの高評価が付いていたりして。

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和田:京都市動物園にも取材依頼をいただくことがありますが、動物を人に見立てた紹介をするような方向にわりと行きがちなんですよね。私たちはできるだけ、そういう取材対応をしないように心がけているつもりです。

坂本:チンパンジーがいろいろなことをするテレビ番組もありましたが、チンパンジーに関する誤った情報を伝えているケースが多かったので、観ていて心が痛くなりました。

山梨:「野生動物をペットにしたい?」という掲示物を貼っていると、お客さまから反応がありますよね。いま霊長類では、ショウガラゴやマーモセット、タマリンやリスザルに人気があって、密輸しようとした人たちが摘発されているんです。でもそういうニュースは報道されないなって。

ふみ:本当にされないですよね。でも京都市動物園に来ると、私たち人間は動物たちと同じように自然の一部であって、自然の恩恵を受けながら生きていることを実感できます。「京都の森」と称したエリアには棚田もあって、米を育てているんですよね。そこでは琵琶湖疏水の水が使われていて、まわりに咲いているヒガンバナがもともとモグラ対策のためだったとか、自然の循環についても学ぶことができる。だから私は、一般の入園料が750円というのは安すぎると思うんです(笑)。海外の動物園では、寄付金を上乗せしたチケットが販売されているくらいなのに。

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「京都の森」の棚田には、彼岸花が咲き、トンボが行き交う。

和田:そうですね(笑)。現在クラウドファンディングを行っていますが、たしかに寄付金付きのチケット制度があるとか、そういうお気持ちのある方の受け皿になれるシステムが作れたらいいのかもしれません。

持続可能な運営をしていくために、クラウドファンディングなどのシステムを活用

坂本:地方公共団体が運営する動物園は各地にありますが、入園料の設定はだいたい安価で、地方公共団体がお金を出すことで運営できているんです。でも持続可能な運営をしていくためには、そういった公的資金だけではなく、他の取り組みが必要なんでしょうね。欧米の動物園では、収入の3分の1が公的資金、次の3分の1が入園料など、残りの3分の1は寄付なんです。

和田:でも日本では、寄付が運営の大きなウエイトを占めるようなかたちにはなっていません。京都市動物園ではクラウドファンディングや、「Amazonほしい物リスト」を活用して、そのリストの物品を購入していただくような寄付制度を行っています。それもまたひとつの方向性だと考えているんです。

京都市動物園
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昭和31(1956)年からある、本州では現役最古の観覧車 。(日本最古は北海道の函館公園こどものくにの観覧車)。京都市指定有形文化財(建造物)に指定されている。

ふみ:いま実施されているクラウドファンディングは、サルや類人猿の飼育環境を整備するための費用を募っているんですよね。

和田:はい。「サル島」は1937年築なので約87年、「類人猿舎」は1969年築で約55年、それぞれ経過したために、動物福祉に適したかたちで動物を展示することが難しくなってきました。そこで動物の生態を十分反映して、動物福祉に適した環境を作ろうと、新たに建て替え事業を行います。

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1937年築の「サル島」。現在は使用しておらず、サルたちは類人猿舎で暮らす。

坂本:新しい「類人猿舎」と「ゴリラのおうち」をブリッジでつなげるんですが、ブリッジができると思春期を迎えたゴリラが家族と離れたいとき、それを渡って群れから離れることができるようになります。そういう野生本来の行動を見られるようになるんですね。

 チンパンジーも、もともとは複数のオスと複数のメスで群れを作って行動していますが、その群れは固定化したものではなく、小グループがくっついたり離れたりするような群れなんです。だからチンパンジーも、ちょっと気まずいときには距離を取ることができるようになる。そういう施設は、おそらく日本にはなかなかないと思います。ですから、ゴリラやチンパンジーたちの幸福度がより増すような施設整備ですね。

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和田:クラウドファンディングの募集期間は11月29日まで、目標金額は5000万円ですので、ぜひご支援をお願いいたします。

ふみ:動物園はたくさんの思い出をくれる場所なので、だからこそ私たちもなにか恩返しをしていきたいですよね。動物園がこう変わっていくといいなという考えは、なにかありますか?

山梨:私が7年前にここに来たときは、これからもっと動物福祉について取り組んでいこうとしていたころで、動物福祉を口に出すことが少しはばかられるところもありました。でも職員さんたちの意識や取り組みは変わってきましたよね。動物園を運営していくなかで、動物福祉の観点をさらに取り入れていけるシステムを作っていきたいなと思います。

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生き物・学び・研究センター主席研究員の山梨さん。

坂本:私は働きはじめて39年くらいになりますが、入ったころとはずいぶん変わりました。もちろん働いているみんなが動物好きなんですよ。でも動物福祉や野生動物の保全について普通に話せるようになってきたのは、スタッフ全員の意識と技術が向上したからだと思います。そういうふうに変化してきたことが、なによりありがたいですよね。

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シニアアドバイザーの坂本さん。

和田:私はいま28年目ですかね。京都市動物園が劇的に変わったのは、2003年に開園100周年を迎えたときで、そこで来園者の方にいろいろなことを伝えていく取り組みを始めました。それは大きなターニングポイントだったと思いますし、そのあと職員が亡くなる不幸な事故があって、事故を契機に私が動物園の安全管理を担う担当者になり、職員や動物、あるいは来園者の方も含めて、安全な環境を作っていく業務に携われたことも大きかったです。

 いま園長という立場になって、今後動物園をどう運営していくか、まだまだ男性のほうが多いスタッフをどう変えていくか、責任とやりがいを感じているところです。

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京都市動物園園長の和田さん。

ふみ:仕事をしていて、楽しいのはどんなときですか?

和田:やはり楽しいのは動物と関わっているときです(笑)。新しい動物たちとの出会いはもちろん楽しいですし、個人的には花だったり虫だったり、動物以外のことにも興味があるので、動物園全体をより楽しい場所にしていきたいなと思います。

ふみ:クラウドファンディングもそうですし、変化を見守りながら、今後もずっと応援させていただきます!

京都市動物園
取材の最後にみんなでプリクラ撮影。京都市動物園のオリジナルバージョン。
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サルワールド再整備、始動に向けて、クラウドファンディングを実施中


動物たちのいのちをつなぎ、いのちが輝くよう、希少種の繁殖や動物福祉の向上、野生動物の行動研究、さらには教育普及活動など、幅広く取り組んできた京都市動物園。平成27年度にリニューアルオープンし、その後も少しずつ動物たちの環境整備を行ってきた園が、今取り組んでいるのが「類人猿舎とサル島」の再整備。このプロジェクトは、市の行財政改革により凍結になっていたため、およそ築87年の「サル島」と築55年の「類人猿舎」の老朽化が進み、動物たちへの負担が続いている。チンパンジーやサルたちのより良い生活環境と研究・教育のため、この再整備プロジェクトに賛同する方は今すぐチェックして。

※寄付募集は2024年11月29日(金)23:00まで

クラウドファンディングの詳細はコチラ

エルデジタル
二階堂ふみ
FUMI NIKAIDO

二階堂ふみ(FUMI NIKAIDO)

1994年、沖縄県出身。映画『ガマの油』(2009年)でスクリーンデビュー。その後も日本を代表する演技派俳優として、映画『ヒミズ』(2012年)、『リバーズ・エッジ』(2018年)、『翔んで埼玉』(2019年)、『月』(2023年)、ドラマ「エール」(2020)、「Eye Love You」(2023年)など多くの作品で存在感を見せつける傍ら、写真家としても活動。2024年2月27日より配信されているハリウッド制作ドラマ『SHOGUN 将軍』にメインキャストの一人として出演している。

二階堂ふみ
HIROSHI SHIOHARA

和田晴太郎さん(左から2番目)京都市動物園園長。獣医師。ゾウ、ゴリラ、キリンなどの大型動物をはじめ、様々な動物の診療現場を担当する。野生鳥獣救護センター、生き物・学び・研究センター、京都大学野生動物研究センター特任研究員等を経て、2024年園長に就任。 

坂本英房さん(左)前京都市動物園園長。現シニアアドバイザー。獣医師で学芸員。京都市動物園で30余年にわたり動物に関わりながら勤務。

山梨裕美さん(右)京都市動物園 生き物・学び・研究センター主席研究員。京都大学大学院を修了後、日本学術振興会特別研究員、特定助教を経て現職。野生/飼育下のチンパンジーなどを対象に、動物福祉の研究を行う。


(二階堂さん衣装)トップス¥23,100/フィータ パンツ¥23,500 頭に巻いたスカーフ¥13,000/2点共コス ×タバタシボリ(COSダイバーシティ東京 プラザ) ブーツ¥19,690/ジャンピンジャップフラッシュ その他/すべて本人私物

問い合わせ先
フィータ pheeta@united-arrows.co.jp
COSダイバーシティ東京 プラザ 03-3588-5171
ジャンピンジャップフラッシュ 03-5724-7170

Photo:HIROSHI SHIOHARA Hair & Makeup:AIKO TOKAGSHIKI Styling:MAKI YANAGITA Editor: SHIHO AMANO