パリ、NY、ロンドン、上海、ヘルシンキ、バンコク……。世界10都市のさまざまな場で活躍する女性たちが実践するライフスタイルとは? ファッションから働き方まで、多様な感性や価値観に触れ、日々を豊かにするヒントをお届け。【ロンドン編】では、 アーティストのシャーロット・ローズ・スミスのライフスタイル哲学を深堀り。『エル・ジャポン』9月号より。
世界的カルチャーの発信地でアートと共に生きる
ロンドン北部のアートスタジオで暮らすアーティスト、シャーロット。20世紀後半のポップアートにフォーカスし、ヴィンテージの雑誌や日用品をモチーフにした油絵を制作する。常に絵と向き合える環境で、時間に縛られず創作を楽しむ彼女は、毎朝キャンバスに向かうルーティンを大切にしている。
作品だけでなく、ファッションやカルチャーにおいても1960~70年代が彼女のルーツ。「お手本はジェーン・バーキン、アンナ・カリーナ、シェリー・デュヴァル。純粋な官能性と自由を体現する姿が憧れ!」と話し、大胆な色やインパクトのあるアイテムをアート感覚でセンスよく着こなす。
シャーロット・ローズ・スミスのライフスタイル3箇条✓
☑ 1960年代後半のカルチャーや映画、音楽が着想源
☑ カラフルでインパクトのある、ヒッピースタイルがデフォルト
☑ ファッションアイテムの多くは大好きなヴィンテージもの
ロンドンっ子を魅了する、ヴィンテージの宝庫
シャーロットが足繁く通う「Magpie Vintage」は、業界でも人気のヴィンテージショップ。1960~70年代の個性あふれるアイテムが充実し、感度の高いセレクトを誇る。柄物のチュニックやレトロなアクセサリーなど、他にはない一点ものを探す人にぴったり。
日常を豊かにする趣味も、すべてがクリエーションの糧に
制作の合間に聴く音楽、アートスタジオでのひとりダンス、ヴィンテージ雑誌の収集も、日常の大切な一部。特に思い切り自分を解放できる音楽は必要不可欠。「グルーヴがぴったりくる曲はフロー状態に素早く導いてくれるの」。よく聴くのはレディオヘッド、イーグルズ、ドアーズなど1960~70年代が多い。
心を動かす人と場所に囲まれて、アートを追求
シャーロットが油絵をはじめたきっかけは、油絵画家Rosso Emerald Crimsonとの出会い。彼女のモデル(ミューズ)として親交を深め、3年ほど前から油絵を習うように。今では一緒に展示をする仲に発展した。
常にインプットを大切にし、暇を見つけたら美術館やギャラリーを訪れ幅広いジャンルにふれる。
さりげない「赤」が、顔も気持ちも整える
鏡付きのリップコンパクトは、シャーロットがいつも持ち歩いている必需品。「唇に少し赤い色を塗っていると、きちんとした印象になるし、寝不足の顔を誤魔化してくれるからお気に入り」。そう言って笑う彼女にとって、赤リップは自分を助けてくれるお守りのよう。
1日のスケジュールを拝見!
5:00 起床、作業
9:00 気が向いたら朝食。ゆで卵とマスタードを
11:00 アシスタント到着
16:00 作業終了。散歩、ヨガ、ピラティス
19:00 お気に入りのレストランでディナー
23:00 就寝
photo:AIKO YANAGIDA
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