パリ、NY、ロンドン、上海、ヘルシンキ、バンコク……。世界10都市のさまざまな場で活躍する女性たちが実践するライフスタイルとは? ファッションから働き方まで、多様な感性や価値観に触れ、日々を豊かにするヒントをお届け。【ソウル編】では、「ティー コレクティブ」クリエイティブディレクターのキム・ミジェのライフスタイル哲学を深堀り。『エル・ジャポン』9月号より。
常にアップデートし続ける変化に柔軟な街と感性
ブランドディレクター歴19年のミジェさん。「伝統にとらわれず、現代のライフスタイルに寄り添うアプローチを大切にしたい」と話す彼女のクリエイティブは、ソウルという都市がもつスピードと、多様性への寛容なムードに深く共鳴している。
ミジェさんにとって、日常を心地よく整えることは美意識の延長上。自宅のキッチンを自ら設計したり、アートブックや写真集を部屋のあちこちに飾ったり、自身の暮らしそのものがインスピレーション源となっている。活気あふれる都市に身を置きながらも、自分のペースと感覚を見失わない。その軽やかなバランスこそ、彼女のスタイルだ。
キム・ミジェのライフスタイル3箇条✓
☑ 愛らしくフェミニン心を忘れないカジュアルな装いが最近の気分
☑ 着心地の良いものを選びたい。上下共にタイトなシルエットはNG
☑ ジュエリーはデザイン性を重視。ボリューム感や素材にこだわる
どこを切り取っても映える仕事とプライベートの拠点
ミジェさんがデザインから製作まで担当したこだわりの自宅は、夫と子どもと愛犬と過ごす憩いの場であり、センスを刺激する空間。「ティーコレクティブ」のプロダクトも、どんなインテリアにもなじむデザインを心がける。また食器好きで、メキシコの伝統器、イタリア製の皿、韓国の茶わんなどジャンルレスに収集。
好奇心に満ちたライフスタイルシーンをけん引
ブランディングスタジオ「Artment.dep」を営む傍ら、韓国茶をベースにしたライフスタイルブランド、「ティーコレクティブ」を2016年に設立し、クリエイティブディレクターも務める。2種の香りで展開するボディーソープとハンドクリームが人気。
エッジィが利いたアクセサリーで個性とシンプルを両立
服がややフェミニン寄りのため、小物でインパクトを出すのがお決まり。ジュエリーはきゃしゃすぎるものより、存在感のあるボールド系やユニークなデザインに惹かれる。「ゴハー・ワールド」や結婚指輪にも選んだ「ソフィー ビル ブラーエ」がお気に入り。
バッグは断然ブラックのミニサイズ派で、コーディネートの引き締め役に投入する。
1日のスケジュールを拝見!
8:00 起床。散歩、コーヒーを買う
10:00 仕事開始(週3在宅、週2出勤)
13:00 軽めのランチ
14:00 仕事再開
20:00 パーソナルトレーニング、ディナー
22:00 家事、半身浴、読書、映画鑑賞など
24:00 就寝
photo:SOOMIN CHO coordination:HYOJEONG CHOI/kachi media
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