記事に移動
suit
Getty Images

1930年代から現在まで。伝説に残るスーツスタイルクロニクル

ミニマルだったり、マキシマムになったりと多様化が進み、今またクールなスーツブームが再燃!

By Ayumi Machida

紳士のための服だったスーツ。いつしか女性も着るようになり、フェミニンなシルエットだけでなくマニッシュでハンサムなスーツも登場。やがてボディコンシャスだったり、ミニマルだったり、マキシマムになったりと多様化が進み、今またクールなスーツブームが再燃している。記憶に残る名スーツスタイルをプレイバック。『エル・ジャポン』4月号より。

新感覚のランジェリーから2000年代アーカイブまで! 3月の早耳トレンド7

【2025春夏トレンド】注目7大キーワードで、春コーデをアップデート!

【1930年代】男装という域を超えた不滅のタキシード

suit
Getty Images

マレーネ・ディートリヒが映画『モロッコ』(1930年)で披露したタキシードスタイル。気品あふれる美しさで、男装を超えたスタイリッシュな着こなしが、世界中を魅了した。この役でマレーネ・ディートリヒはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

【1950年代】上品でノーブルなレディスタイル

suit
Getty Images

「ディオール」で働いていたイギリス人モデルのジーン・ドーネイ。ウエストを絞ったジャケットのシルエットが美しい。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

ビリー・ワイルダー監督『麗しのサブリナ』(1954年)のセットにて、プードルを連れたオードリー・へプバーン。ノーカラーのジャケットとタイトスカートというセットアップは、ユベール・ド・ジバンシィがデザインしたもの。帽子など小物使いも粋。

【1960年代】女性らしさを際立たせるさまざまなスーツが登場

suit
Getty Images

1966年、イヴ・サンローランが生み出した“ル・スモーキング”は、女性の体を美しく見せるパンツスーツ。時代のムードとあいまって、若い女性たちから熱く支持された。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

誰もが憧れたパンナムのスーツは、究極のユーティリティ。

suit
Getty Images

ホテル・リッツにて永遠のアイコン、ツイードのスーツを着たガブリエル シャネル。1960年。

ADの後に記事が続きます

【1970年代】真っ白ななスーツがウエディングにお目見え

suit
Getty Images

1971年、南仏のコート・ダジュールで結婚式を挙げたミック&ビアンカ・ジャガー。ビアンカが着たのは真っ白なドレスではなく、素肌に白いジャケットとタイトスカート。1970年代のロックでヒッピーな空気を象徴するようなスタイルだった。

【1990年代グラマラスなシルエットから一転、ミニマル・イズ・ベスト

suit
Getty Images

1980年代は肩パッドが入ったボディコンのパワースーツが世の中を席巻。その流れのミニスカートスーツを着た、1990年のシンディ・クロフォード。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

1980年代の反動か、1990年代後半になると、装飾をそぎ落としたミニマルなデザインが注目された。ケイト・モスが1997年に着用した「カルバン・クライン」のスーツはシンプルの極み。“バランス”とか“ニュアンス”といった空気感が鍵に。

【2000年代】Y2Kのスーツはプレイフルが特徴

suit
Getty Images

1990年代後半から2000年代にかけてミニマリズムが主流に。その代表格「ヘルムート・ラング」2001年春のランウェイを歩く、モデルのクリスティン・オーウェン。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

2009年のメットガラのテーマは「ミューズとしてのモデル:ファッションの体現」。リアーナはデコラティブな袖が特徴の、個性的なタキシードで登場。自分らしさを大事にする2010年代を予告。

【2010年代】日常に取り入れる自分らしいスタイル

suit
Getty Images

SNSの普及により、いかにセルフプロデュースが上手かがおしゃれの決め手に。自分に似合うスタイルの正解をたたき出すゼンデイヤはファッショニスタの頂点。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

スーツの着こなし賢者といえば、ヴィクトリア・ベッカム。装飾を省いた、潔くハンサムなスタイルは憧れの的。

【2025年】ハンサムスーツの復活とスーツのスポーティー化

suit
Getty Images

「ル・スモーキング」から60年近く経ち、「サンローラン」のランウェイでは再びマニッシュなスーツが闊歩(かっぽ)した。今季のスーツはクールながらリラックスムードにあふれ、ジェンダーレスなアティチュードが特徴。

ADの後に記事が続きます
suit
Getty Images

“スポーティー”も今季のキーワード。「ステラ マッカートニー」のショーでは、ネイビーのスーツにフーディーとスニーカーを合わせたヘルシーなスタイルが話題に。

『エル・ジャポン』4月号好評発売中!

elle
  • ポジティブモードに着替えよう!
  • トランプ後のハリウッドと女性
  • 今、あらためてスーツが着たい!
  • 100年歩けるお尻が欲しい!
  • エイジング・パラドックスで生きていく!
  • カルチャーの街、大阪の楽しみ方
  • [ELLE MEN] 岩田剛典 創ることが心を自由にしてくれる

…and more!

ELLE SHOPで詳細を見る

Page was generated in 5.0591230392456