ハンズフリーでパソコンの持ち運びにも便利なリュックを、通勤バッグに選ぶ女性がいま増えている。そこで、今回は13インチのノートパソコンを収納できる、レディース向けのリュックを厳選。オフィス服にマッチするきれいめデザインと、アウトドアブランド発の機能的タイプに分けて、おすすめのパソコンリュックをご紹介。女性のための通勤リュックの選び方も、ぜひ参考にして。
失敗しない、通勤リュック選び4つのポイント
1. ノートパソコンの収納性をチェック
通勤リュックを選ぶ際は、高さや幅といったサイズに加えて、パソコンスリーブ(専用ポケット)の有無もチェックすべき。スリーブ付きなら、リュックの中でパソコンの位置が固定されて揺れないから、背負い心地が良好に。さらに、他の荷物とパソコンの接触を軽減できて安心。
2. 女性に適したリュックのサイズ感は?
大半のパソコンリュックは、ユニセックス仕様。男性より身長が低く、背中の長さが短い女性は、サイズも容量も小さめを選ぶのがベター。サイズは高さ45×幅30cm程度を、容量表記があるリュックは15L〜20Lを目安にするとよい。荷物が多い人は、20L〜25L程度がおすすめ。
(参考)例えば、MacBook Air 13インチは長辺30.5×短辺21.5cm。
3. コーディネートしやすいデザイン
通勤で毎日のように活用するのなら、スーツからオフィスカジュアルまで、どんな服にも合わせやすいシンプルなデザインがベスト。さらに、カラーはオールブラックやダークトーン、ベージュといったシックな配色が女性に人気。
4. 背負い心地重視派はショルダーに着目
パソコンや水筒など、何かと荷物が増えて重量アップしがちな通勤リュックこそ、背負い心地が重要。クッション性を備えた適度に厚みがあるショルダーストラップがおすすめで、ボディにフィットするよう設計された形状なら一層快適。
きれいめデザインのおしゃれパソコンリュック7選
女性の通勤リュックは実用性に加えて、ファッション性も重要なポイント。ここでは、オフィス服になじむ、洗練されたデザインのパソコンリュックを人気ブランドからピックアップ。
1.「ロンシャン」
「ロンシャン」のキャンバスリュックは、ブランドネームがプリントされたトップジッパーがアクセントを添える、フレンチシックなデザイン。スーツスタイルからオフィスカジュアルまで、幅広い着こなしにマッチするから、毎日の相棒にぴったり。
2.「マーガレット・ハウエル」
「マーガレット・ハウエル」からは、バッグ製造に長けた「ポーター」にスペシャルオーダーしたというミニマルなリュックをピックアップ。シンプル&スタンダードを極めたフォルムと、深みのあるグリーンが美しい。
3.「モノリス」
★パソコンスリーブ付き
機能性と耐久性に優れた、長く使えるバッグを提案する日本のバッグブランド「モノリス」。定番人気の“バックパック スタンダード”は、女性にはSサイズがおすすめ。内側には、パソコンスリーブ付き。本体サイドのマグネット式ポケットは、スマホ収納として便利。
4.「バブアー」
「バブアー」の新作リュックは、アイコニックなワックスコットンとロゴ入りパッチがおしゃれ感を演出。内側にあしらわれた、英国ムード漂うチェック柄ファブリックもポイント。さらに、ダブルハンドル付きでトートバッグとしても使えるから、着こなしの幅が広くて活用度が高い。
5.「アエタ」
丁寧なものづくりと、主張しないモダンなスタイルに定評がある、日本のバッグブランド「アエタ」。フラップを廃したドローストリング式の開け口は、荷物を取り出しやすく、デザインにおいてもポイントに。シンプルだから飽きが来ず、長く愛用することができる。
6.「メゾンキツネ」
「メゾンキツネ」のリュックはアウトドアテイストのルックスに、キツネモチーフのシリコンパッチがアクセントをプラス。フロントのメッシュポケットは、大きめサイズで小物などの収納に便利。
7.「レスポートサック」
★パソコンスリーブ付き
セレクトショップ「サードマガジン」が、NY生まれのバッグブランド「レスポートサック」に別注したリュックは、オールブラックのスタイリッシュな佇まい。内側にはパソコンスリーブをセットし、本体の両サイドには、折り畳み傘や水筒が収納できるポケット付き。
アウトドアブランドの機能的パソコンリュック8選
アウトドアブランドのリュックは、フィールドテストで培ったノウハウを生かした、優れた実用性が魅力。背負い心地の良さに加え、パソコンスリーブ付きであったり、防水素材を採用していたりと高機能で、通勤でも活用度大。
1.「クレッタルムーセン」“ギャルプ(Gjalp)18L”
★パソコンスリーブ付き
スウェーデン発の「クレッタルムーセン」は、日常生活と自然環境がシームレスな北欧のブランドならではの、山でも街でも使える洗練されたデザインがそろう。人気リュック“ギャルプ”は、内側に16インチまでのノートパソコンを収納できるスリーブ付き。さらに、人間工学に基づいたショルダーストラップと、背中が当たる部分にクッション材をセットした仕様が、快適な背負い心地をもたらす。また、全モデルのリュックに、使用済みの漁網などを原料とするリサイクル素材を使用する、環境保全に配慮したものづくりも「クレッタルムーセン」の魅力。
2.「ザ・ノース・フェイス」“シャトルデイパックスリム”
★パソコンスリーブ付き
「ザ・ノース・フェイス」の定番人気リュック“シャトル”は、スタンダードとスリムの2サイズ展開で、女性にはスリムタイプがおすすめ。大きく開くメインコンパートメントは、荷物の出し入れがしやすく、内側のスリーブには15インチまでのノートパソコンが収納可能。スマホポケットや小物入れに便利なメッシュポケットなども装備し、収納性に優れている。さらに、立体的なショルダーストラップは、荷物が重くなっても快適な背負い心地が持続する設計。通勤バッグとして総合点が高く、定番として愛されるのも納得の名品リュック。
3.「アークテリクス」“グランヴィル 16 バックパック”
★パソコンスリーブ付き
“グランヴィル 16”は、タウンユースを想定したデイリーリュックでありながら高機能。本体には、防水性に優れたナイロン素材と止水ジッパーを採用し、中の荷物を雨濡れから守ってくれる。メインコンパートメントはボトム近くまで大きく開き、荷物の出し入れがストレスレス。パソコンスリーブ付きで、パッド入りショルダーストラップは背負い心地も快適。そして、「アークテリクス」ならではのミニマルを追求したデザインは、スーツスタイルにもなじみ、通勤リュックとして活躍間違いなし。
4.「モンベル」“ディライトパック 17”
★パソコンスリーブ付き
さまざまなデザイン・容量のデイリーリュックがそろう「モンベル」は、通勤リュックをお探しの人ならチェックすべきブランド。豊富なラインナップの中でもおすすめは、“ディライトパック 17”。アウトドアブランドらしさを抑えた、シンプルなデザインかつシックなベージュカラーのリュックは、女性向けでおしゃれ感があり。内側にはパソコン用のスリーブを装備し、マチはスリムながら500ml程度の水筒なども入るサイズ感。さらに、アンダー1万円のお手ごろプライスがうれしいポイント。
5.「グレゴリー」“ルーヌ18”
★パソコンスリーブ付き
「グレゴリー」の“ルーヌ18”は、女性向けのスリムなサイズ感と、アウトドアブランドならではの高いフィット感が魅力。エアークッション入りの背面と、カーブしたパッド入りショルダーストラップによって背負い心地が快適。また、パソコン用のスリーブに加え、本体上部には小物入れの出し入れに便利なクイックアクセスポケットを、サイドにはボトル用のストレッチメッシュポケットをセット。使い勝手がよい収納も、通勤リュックとして高ポイント。
6.「アンドワンダー」“エコパック 20L デイパック”
コレクションブランド出身のデザイナーが手がける「アンドワンダー」は、アウトドアテイストとファッション性をあわせもつブランド。三角形ロゴが目印のリュックは、撥水仕上げを施したリサイクルポリエステル素材と止水ジッパーを採用し、雨天でも安心の耐水性を発揮する。本体外側の大きなメッシュポケットは、小物入れとしてはもちろん、折り畳み傘や薄手の羽織りものを丸めて入れるのにも便利で、さまざまな用途で活躍する。
7.「マックパック」“ヘリテージライトアルプ”
★パソコンスリーブ付き
1970年代に誕生した“ライトアルプ”を、特別仕様の素材でアップデートした“ヘリテージライトアルプ”は、丸みのあるレトロな佇まいが改めて新鮮なムード。オールドスタイルにオマージュを捧げたデイリーリュックながら、現代の用途を考慮し、内側にはノートパソコンを収納できるスリーブをセット。大きく開くメインコンパートメントは荷物の出し入れが楽ちんで、使い勝手がグッド。
8.「エルエルビーン」“ストアウェイ・トート・パック”
★パソコンスリーブ付き
トートバッグが人気の「エルエルビーン」から、通勤に便利なパソコンリュックが新登場。そして、こちらのバッグは2WAY仕様。ショルダーストラップの下部分を取り外し、背面ポケットに収納すれば、肩がけもできるトート形にチェンジ。内側にはパソコン用のスリーブを、本体の両サイドには、水筒や折り畳み傘入れとして使えるメッシュポケットをセットして実用的。プライスもお手頃で、リュック通勤をはじめてみたい人におすすめ。