エル・スタイルインサイダーで、ファッションPRとして活躍する上枝みどりさんが、「ガリャルダガランテ」の【キャミワンピース】を使って着回し術を披露。前後で表情を変えられるデザインや、アイテムのレイヤード、小物使いの工夫で、“ワンパターン”を脱するテクをチェック!
PROFILE
セレクトショップの販売員時代に、「エル・ガール」のスタイリングコンテストで優勝。販売員からプレスに転身し、ライフスタイルブランド「エミ」のプレスとして活躍後、現在はフリーのPRに。シンプルなストリートスタイルに、ヴィンテージやスポーティーな要素を取り入れるのが得意。身長167cm。
【Base:着回したのは、このアイテム】
「ガリャルダガランテ」のサテンキャミワンピース
サテンキャミワンピース¥28,600
「キャミワンピは、例年この時期に出てくる定番の夏アイテムですよね。『レイヤードアイテムとして優秀!』とよく言われますが、無難な白Tとのレイヤードコーデに落ち着き、気づけばワンパターンに……なんてことも。さらに、ワンピースは一発勝負感が強くて着回しづらい、と感じる方も多いと思うので、そんな悩みを解消するべく、今回の着回し企画の主役に選びました。『ガリャルダガランテ』のキャミワンピの良いところは、前後ともに楽しめる2wayデザインになっているところ。これ1枚で2通りの着方ができるのでお得感があり、前後で違うムードを楽しめるところにグッときました。今回は使いやすいブラックを選びましたが、合わせるアイテムを選ばないカラー選びもポイントです」(上枝みどり)
着回しコーディネートレシピ
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【STYLE 1】
キャミワンピ×デザインポロ
「今季人気が高まっているポロシャツを組み合わせて、ドレッシーなサテンワンピースをスポーティーにスタイリングしてみました。ポロシャツは夏の定番ですが、実は難しいアイテム。ベーシックなデザインだと、やぼったく見えてしまう場合も……。そんな時におすすめしたいのが、今回着用したようなデザインが効いたポロシャツです。アレンジして着られるユニークなデザインだったので、両肩部分のボタンを外して程よい肌見せにトライ。これからの時期に重宝するはっ水アウターを腰に巻いて、アクセサリー感覚で身に着けています。バッグやサンダルなども、スポーティーであるのと同時にデイリー使いできるほどのファッション性を兼ね備えたアイテムを選ぶと、きれいめワンピースと組み合わせてもちぐはぐな印象を与えません」(上枝みどり)
【STYLE 2】
キャミワンピ×透け感ジレ
「夏も黒アイテムを使ったシックなスタイルに挑戦したいと思い、オールブラックコーデにトライしてみました。Vネックのジレなので、ワンピースは胸元が閉じたほうをチョイスしてバランスよく見えるよう意識。トレンド感のあるシアー素材のジレをセレクトすることで、見た目の涼しさもプラスされています。透け感素材とクリアな白バッグがアクセントになり、重たいカラーのコーディネートでも、軽やかに魅せられるところがポイントです」(上枝みどり)
【STYLE 3】
キャミワンピ×大判スカーフ
「夏らしいリゾートスタイルをデイリーに、街中で着られるようスタイリング。今回のポイントは、大判スカーフを巻きスカートとして使っているところです。メッシュ素材で軽くて通気性も良いので、暑い夏でも安心して使えます。シンプルなコーデにプラスワンするだけでおしゃれ度がアップするので、いつものコーデのマンネリ防止アイテムとして重宝しそう。夏場の冷房対策にもぴったりです。トップには、きちんと感とラフさのバランスが程よい、ブルーのオーバーサイズシャツをON。旬度満点のかごバッグやビーチサンダルも、デイリー使いしやすいシンプルなデザインを選べば、洗練されたムードが漂うサマーコーデが完成します」(上枝みどり)
【STYLE 4】
キャミワンピ×マキシスカート
「ワンピースのスリットを生かして、マキシ丈のスカートをレイヤードしました。スラッとしたワンピースのシルエットを崩さないように、サテン生地の薄手のスカートをチョイス。ワンピースの裾からちらりと見えるスカートが、華やかなムードをプラスしてくれます。レイヤードするタンクトップもスカートと同じ白色にして、シームレスな印象に。また、スタイリングがコンパクトにまとまりがちな夏には、大きめバッグが映えます。シンプルなコーデに1点投入すれば、コーデ全体のバランスがとれ、アクセサリーとして機能。もちろん、収納力があって実用性も高いです◎」(上枝みどり)
photo: RISAKO SUEYOSHI video edit: MOMO OKAMURA