活躍頻度の高いデニムだからこそ、旬のデザインにアップデート。そこで、来たる2025年秋冬のデニムトレンドを総まとめ。人気ブランドが推すシルエットやカラーから、ELLEが5大トレンドキーワードをピックアップ。おすすめスタイリングTIPSとあわせてチェックして。
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※モデルの身長は162cmです。
【1】ミッドライズバギー
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脚長効果絶大なハイライズや、Y2Kムード満点なローライズ人気の波が引き、“ちょうどいいミッドライズ”が今季の気分。ウエスト位置を主張しすぎないことで全体のバランスが整い、いつものスタイリングでもこなれたムードに様変わり。ハイライズよりも腰の位置が自然になったところに、ワイドシルエットのゆとりが掛け合わさることで、こなれ感が出てよりリラックスしたムードに。ラフなのに品よくはけて、ストリート感が抑えられたワイドシルエットを楽しめるところも好ポイント。
★スタイリングTIPS
ミッドライズバギーデニムは、タックインでもアウトでもおしゃれに決まるので、着こなしの幅が広い。マニッシュなシャツやオーバーサイズジャケットを合わせてハンサムに着こなすもよし、肌見せトップスやスリムなカットソーでヘルシーに着こなすもよし。足元はレディなシューズを合わせるのが好バランス。
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【2】セミフレア
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70年代風のボヘミアンスタイルやY2Kスタイルを彷彿（ほうふつ）とさせるレトロなフレアデニムが、アップデートされてリバイバル。今季のフレアデニムは、膝から裾にかけてわずかに広がる、控えめなフレアシルエットが特徴。これまでのレトロ＆カジュアルなムードは一新され、センシュアルでミニマルな印象に。さりげない裾の揺れ感が女性らしさを際立たせ、スタイルアップ効果もばっちり◎。
★スタイリングTIPS
コンパクトなトップスやヒールシューズなど、レディライクなアイテムと相性抜群。フィット感のあるTシャツや、ふんわりとしたブラウスなどと合わせれば、バランスよくまとまる。
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【3】クラシックストレート
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クラシック回帰の流れに乗って、王道のストレートデニムがラインナップを拡大中。脚のラインに沿うように、スラッと伸びた細みシルエットが今年らしいポイント。程よいゆとりもあるので、スキニーデニムほどの締め付け感や窮屈さはなく、気負わずはけるところがうれしい。また、定番のシルエットなのではく人を選ばず、どんなトップスやシューズとも相性抜群。
★スタイリングTIPS
デニムの脚長効果を際立たせるために、トップスはシンプルなものを組み合わせるのがおすすめ。暑い日にはタンクトップやTシャツと、秋にはシャツやカーディガンなどと合わせれば、らくに着られるおしゃれなデイリースタイルが完成。
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【4】ソフトカーヴィー
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ここ数年でトレンドに急浮上した、強めのテーパードシルエットが特徴的なバレルレッグジーンズ。今季は、そのバレルレッグがよりソフトになり、太ももから膝の下にかけてゆるやかなカーブを描いた、控えめなシルエットにアップデート。主張しすぎないカーヴィーラインだから挑戦しやすく、それでいてしっかりトレンド感も備えたおしゃれなデニム。立体的なシルエットで脚のラインを拾わないところも、うれしいポイント。
★スタイリングTIPS
主役級の1本なので、シンプルなトップスと組み合わせてもおしゃれに見えるのが魅力。クロップド丈のトップスで腰の位置を際立たせれば、丸みのあるシルエットが際立ち、デニムの立体感を生かした、こなれ感あふれるスタイリングが完成。
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【5】きれいめダークトーン
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秋冬のムードを“色”から先取りするのもひとつの手。深みのあるダークトーンのデニムなら、一気に秋冬のシーズンムードが高まる。特に今季は、ダークネイビーをはじめ、チャコールグレーやダークブラウンなど、おしゃれな印象を加速させるニュアンスカラーが豊富。カジュアルな印象が強いデニムでも、ダークトーンのカラーなら、クリーンで上品に着こなせるのも魅力的。きれいめなムードを損なわないように、シルエットはすっきりとしたストレートシルエットを選ぶのがおすすめ。
★スタイリングTIPS
スタイリングを引き締めるダークトーンのデニムは、オフィススタイルにもぴったり。シャツやブラウスはもちろん、同系色のネイビージャケットを合わせたワントーンコーデもサマになる。足元はブーツやローファーできちんと感をプラスして。
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photo: SATOSHI OHMURA model: FUTABA
