今や部屋着でも、ワンマイルウェアでもないデイリーウェアの定番、スウェット。海外のファッショニスタをお手本に、スウェットを今っぽくおしゃれに見せる5つのアイデアを伝授。それを理解し、実践すれば、街でも違和感なくスウェットを着こなせること間違いなし。『エル・ジャポン』11月号より。
セットアップは、ベーシックを徹底
難易度が高い上下のスウェットに挑戦するなら、色は冒険せず、シンプルに。攻めの姿勢は小物で発揮！
地厚な素材感が、部屋着風にならないポイント。オールホワイトを黒バッグで引き締めて。
今っぽいハイネックの短めトップスと肌見せが、装いにメリハリをプラス。
リュクスな小物を投入し、スウェットをドレスアップ。足元はヒールで、メイクもしっかりめに。
アイウエアやヘアスタイルも相まって、ギークなムード満点。ブラックとシルバーのソリッドなコンビが、シックに見せる秘訣。
アウターの力を借り、きれいめに
スウェットの見える面積が減るアウターは、初心者の強い味方。ジャケットやロングコートとも好相性。
モノトーンですっきり大人っぽく。コートの外に出したフードが、顔まわりを盛り上げて。
今季も人気のミニボトム×フルレングスコートのバランス。
ジャケットには、細身のスウェットパンツのほうがマッチしやすい。
カレッジスウェット風のトレーナーとジャケットを合わせトラッドに。
アクティブ気分を加速させるダウンコーデ。ストリートライクな靴下見せも◎。
ビッグトップスには、サイクルパンツを
お尻まで隠れるスウェットに、ピタピタのハーフスパッツを穿いた、'90年代的アプローチがカムバック。
ベラ・ハディッドは、インナーに重ねた白の見せ方が絶妙。全体のトーンアップもかなう。
レトロ感がより強まるネオンカラーを利かせて。上下スウェットとは違い、このスタイルはシンプルすぎるとアスリートみが出るので、色で遊ぶのが正解。
ミニワンピ風に着たトップスの裾から、スパッツをちらりとのぞかせた、エミリー・ラタコウスキー。
ボトムをコンパクトにすることで、トップスのシルエットを強調。おしゃれのバランス感覚がピカイチのヘイリー・ビーバーならでは。
ハーフジップはゲットして損なし
急増中のハーフジップ。襟があるだけでスウェット感が弱まるうえに首元のアレンジ力も高い！
コバルトブルーと白のカラーブロックに視線集中。ラフなブラウジングや、色をリンクさせたネックレス使いなど、おしゃれに見せるテクが満載。
膝丈パンツとの組み合わせがボーイッシュなジジ・ハディッド。キャッチーな小物使いで上級者見えを狙って。
裾をロールアップし、ハイネックを軽やかに仕上げて。
シャツ感覚でハーフジップの襟を立てて、コートの下にコーディネート。
ボトムに選ぶならトラックパンツ
カラフルな色は、顔から遠いボトムなら取り入れやすい。トラックパンツをいつもの装いのハズシ役に。
ビッグシルエットの上半身とルーズフィットのボトムで、下に重心を集めて。ゆるっとしたサイズ感がかわいい。
ほっこりしがちな淡いトーンのニットに、スポーティーマインドを添えて。
端正なシャツを着崩すのにもトラックパンツは効果的。色使いで個性をアピール。
