秋も大活躍！フィッシャーマンサンダルのシックな攻略アイデア7選
ヘイリー・ビーバーやアレクサ・チャンの洗練された着こなしを参考に！
ここ数年で夏のワードローブに欠かせない定番アイテムになった、フィッシャーマンサンダル。人気が高まっている理由には、「クロックス」や「ビルケンシュトック」、そして今年話題の「スニーカリーナ」など、近年“ダサかわいい”シューズをファッション界が積極的に受け入れている点にあるかもしれない。しかし、実際のところ、2019年に「ザ・ロウ」がフィッシャーマンスタイルのシューズを発表して以来、このアイテムはあらゆる場所で見かけるようになった。現在では、多くのブランドが夏のコレクションにフィッシャーマンサンダルを取り入れており、どのブランドでも完売が続いている。
とはいえ、賛否両論ある他のシューズと同様に、フィッシャーマンサンダルにおいても「どう履きこなせばシックでおしゃれに見えるのか？」という疑問が浮かんでくるかもしれない。フィッシャーマンサンダルから真っ先に連想されるのはラフな服装で、洗練された夏の装いとは一見ミスマッチに感じられる。しかし、「ザ・ロウ」や「プラダ」がこのアイテムを発表して以来、セレブやファッションショーの来場者たちによるルックが多数生まれ、このサンダルを履きこなすためのインスピレーションであふれるようになった。
ここでは、カジュアルな日常ルックからお仕事コーデまで、2025年夏の新定番シューズに台頭したフィッシャーマンサンダルのコーデアイデアをお届け。
Translation: Masayo Fukaya From Harper’s BAZAAR UK
オーバーサイズのテーラード
フィッシャーマンサンダルをオフィスコーデに取り入れたいなら、シャープなスーツよりもややオーバーサイズのテーラードの方がしっくりくる。蒸し暑い日には、ゆったりしたシャツにワイドパンツを合わせてみて。ただし、この着こなしはバランスが重要なので、服のボリュームが出すぎないように注意しよう。
タンクトップ×マキシスカート
ブローチなどでアクセントを付けたタンクトップにサテンスカートを組み合わせたスタイルは、クラシックなフィッシャーマンサンダルと意外にも相性が良い。このルックはバカンスでも自宅でも、気温の高い日にぴったり。さらに、日中から夜のお出かけまで、一日中対応できる万能性も兼ね備えている。
リトル・ブラック・ドレス
猛暑に見舞われているこの時季に何を着るか迷ったときは、リトル・ブラック・ドレスが頼りになる。チャンキーなフィッシャーマンサンダルに、光沢のある小物を組み合わせれば、手間をかけずにどんな予定にも対応できる万能スタイルが完成する。
デニムのショートパンツ×定番Tシャツ
ヘイリー・ビーバーが「ザ・ロウ」のフィッシャーマンサンダルを履いている姿は、たびたび目撃されているが、ほとんどの場合においてヴィンテージのリーバイスのショートパンツとシンプルな「リセット（Leset）」のTシャツを合わせている。クロップドトップスが好みでない人はTシャツをパンツにタックインしてもいいし、ヘイリーのようにオーバーサイズの薄手の上着を羽織ってもOK。
仕上げに洗練されたベルトやバッグを加えると、カジュアルすぎないルックにまとまる。ソックスとの組み合わせを楽しんでもいい。
スマートカジュアル
アレクサ・チャンのウィンブルドンルックのなかでも、特に印象に残っているのがフィッシャーマンサンダルをシックに取り入れたこの着こなし。比較的フォーマルなイベントの装いとして真っ先に思い浮かぶシューズではないかもしれないが、シンプルで美しいトップス＆パンツと見事にマッチしている。
スパンコールで輝きを添えたり、アレクサのようにケーブルニットを肩にかけたりして装いを仕上げよう。サンダルはツヤのあるレザーを選ぶのが◎。
サマードレス
フィッシャーマンサンダルにお気に入りのサマードレスを合わせると、効果的なコントラストが生まれる。たとえば、「アウルワリア」×「ガニー」のドレスに、「プラダ」の厚底フィッシャーマンサンダルを合わせたこちらのパリコレ来場者ルックがその好例。ミニ丈やミディ丈、マキシ丈と長さを問わず、また写真よりもふんわりとしたサマードレスとも相性が良い。
ベーシックなオフデューティ
魅力的なストリートスタイルで知られるケイティ・ホームズは、このルックでオフの日の“ハイ＆ロー”ファッションの達人であることを証明した。彼女は、カジュアルなスウェットパンツにゆったりとした「トーテム」のシャツを合わせ、「ケイト」の“アマリア”トートバッグと、「コス」のスエードのフィッシャーマンサンダルをプラス。エフォートレスで気取らないスタイルでありながら、洗練された印象に仕上がっている。
